どうも、アキラ(@akira_sotoasobi)です。
本記事では、筆者がこれまでに使ってきたボルダリング用品の中から、「これは良かった!」というモノを5つ紹介します。
チョークやテーピングといった消耗品がメインです。
先に一覧でまとめると次のとおり。
(タップでジャンプできます)
この記事を書く私はクライミング歴7年以上の愛好家。
これまでいろいろなクライミング用品を使ってきました。
その経験をもとに本記事を書いていきます。
よろしくお願いします!
もう手放せないボルダリング用品 5選
グランズレメディ|シューズ消臭剤
最初に紹介するのは、ニュージーランドで生まれたシューズ消臭剤、「グランズレメディ」です。
こんな感じで、パウダータイプの消臭剤となってます。
ニュージランドに古くから伝わる天然の鉱物粉末をバランスよく配合。
消臭効果の高い「ミョウバン」も配合!私の場合、肌荒れもしませんでした!
使い方
使い方はとっても簡単。
クライミングシューズの中に適量ふりかけ、
広げて馴染ませるだけです。
消臭力についても効果を感じており、グランズレメディを少し使わなかっただけでも、クライミングシューズが臭くなります。
グランズレメディを使うと、リソールができなくなる場合があるのでご注意ください。
参考:バーチリソール公式ページ
オススメポイント
グランズレメディ最大のオススメポイントを紹介します。
それは、シューズ内の湿気を除去してくれること。
足はどうしても汗をかきます。
汗が染み込んだクライミングシューズは、なかなか乾きません。
別の日に履くときでも、「ニチャ…」と不快な湿り気を帯びていたりします。
筆者はクライミングシューズを裸足で履くので、その不快感をダイレクトに感じるのです。
グランズレメディを使い出してからは、シューズ内の環境がとても快適になりました。
サラサラです!
パウダータイプなので素足や靴下に粉がついてしまいますが、私は特に気にしてません。
それよりも、
- ニオイ対策
- 足入れの快適性向上
という2つのメリットの方が大きいです。
容量
13gタイプは、
- 50gタイプよりリーズナブル
- コンパクトで持ち運びやすい
- 片手で簡単に振りかけられる
という特徴があります。
「試しに買ってみるか」という方は、13gタイプがオススメです。
まとめます。
「グランズレメディ」はパウダータイプの消臭剤です。
「消臭効果」と「湿気除去性能」が高く、かれこれ5年以上愛用してます。
グランズレメディを使うと、シューズ内がサラサラになる点がお気に入りポイントです。
クライミングシューズの消臭剤をお探しの方は、グランズレメディも検討してみてはいかがでしょうか?
マジックフィンガーテープ|テーピング
次に紹介するのは、「マジックフィンガーテープ」です。
マジックフィンガーテープは、イボルブが製造/販売しているクライミング用のテーピング。
一般的なテーピングと違い、粘着性がないのが特徴です。
パッケージ
ひとつのパッケージに1.9mm × 10mのテーピングが2巻、入っています。
価格は約1,320円と少し高いですが、けっこう長持ちするため、コスパは良いです。
私の場合、1巻使い切るのに半年くらい掛かりました。
(クライミング頻度は週1〜2回くらいです)
素材感/使い方
素材感はこんな感じです。
非伸縮性で、
- 極度なカチ持ち対策 (指関節/腱の保護)
- 指皮の保護
といった用途に適してます。
こんな風にテープ同士を重ねることで指に固定します。
装着にはちょっとコツが要りますが、使い始めればスグに慣れるので大丈夫です。
マジックフィンガーテープは、テープ同士が強力に絡み合います。
そのため、外すにはハサミが必須です。
100均などでご用意ください。
オススメポイント
マジックフィンガーテープ最大の魅力は、滑りにくいところ。
フリクションを損なわず、ホールディングに干渉しません。
スローパーでも大丈夫。
まるで皮膚の延長のような使用感です。
意外なオススメポイントとしては、水に強いところも挙げられます。
マジックフィンガーテープには粘着性がないため、そもそも粘着性が落ちるということがないです。
このため、手を洗っても使い続けることが可能で、いちいち巻き直す必要はありません。
注意点
マジックフィンガーテープの注意点として、「そのまま収納すると、テープの端っこが分からなくなる」ということがあります。
これ、けっこうやっちゃう人が多いです。
例に漏れず、私もやらかしました。
マジックフィンガーテープを初めて使うという方はご注意ください。
ちなみに
私がやらかしたときは、マジックフィンガーテープにムリヤリ切り込みを入れて解決しました。
対策
写真のように末端を折り返して収納すればOKです。
まとめます。
「マジックフィンガーテープ」は、フリクションを損なわないテーピングです。
ちょっとお高いですが、意外と長持ちします。
手を洗っても大丈夫。
筆者にとって、かなり革命的なテーピングでした。
JOBY グリップタイトONE GPスタンド|スマホ三脚
動画撮影用のスマホ三脚は、今やクライマーにとって必需品です。
本項目では、筆者オススメのスマホ三脚を紹介します。
それが「グリップタイトONE GPスタンド」
ガジェットメーカーのJOBYが製造/販売しているコンパクトな三脚です。
外観/特徴
どのくらいコンパクトかと言うと、手のひらと同じくらい。
重量も約73gで軽量なため、持ち運びのストレスも小さいです。
グリップタイトONE GPスタンド最大の特徴は、フレキシブルに動く脚。
これにより、木の枝やポールにも巻きつけられます。
アングル調節の自由度も高く、
- デゴボコした地面
- 段差のあるところ
- 斜面
といった場所でも重宝します。
脚部の先端と、ジョイントの一個一個には滑り止めがついており、グリップ性も良好。
ツルツルした面でも滑りづらく、安定した撮影が可能です。
カメラグリップや自撮り棒としても使ってもOK!
ネック部のロック強度も申し分なく、スマホをつけたまま水平にしても「へニャ」ってなりません。
まとめます。
「グリップタイトONE GPスタンド」は、フレキシブルに動く脚が特徴のスマホ三脚です。
軽くコンパクトなため、持ち運びにも便利。
クライミング動画の撮影をサポートしてくれるアイテムです。
▶JOBY グリップタイトONE GPスタンドのレビューはこちら
東京粉末 ピュアブラック|粉末チョーク
次の紹介するのは、「東京粉末 ピュアブラック」です。
チョークの良し悪しって表現するのが難しいのですが、筆者が感じたことを正直に書いていきます。
筆者の背景/東京粉末を使った感想
筆者はこれまで、粉末チョークにはあまりこだわりがありませんでした。
なので、「東京粉末 ピュアブラック」を初めて使ったときの衝撃は大きかったです。
- シットリしたテクスチャ
- 手によくのる
- トライ中も長持ち
それまで使っていたチョークと比べ、以上の点で「東京粉末 ピュアブラック」は使いやすかったです。
これまで筆者が使ってきたチョーク達は、どこかパサパサしており、弾かれる感じがありました。
▼タップで拡大
その点、「東京粉末 ピュアブラック」はシットリしたテクスチャのためか、手に染み込む感じさえあります。
チョークのり/チョーク保ちが良いため、極端な話、トライの質が上がりました。
また、湿気りにくい点も地味にオススメポイント。
筆者がこれまで使ってきたチョークは、梅雨に入ると、湿気ってしまうことがあったんですよね。
「東京粉末 ピュアブラック」は、梅雨においてもテスクチャに変わりがなく、いつもと同じ感じで使い続けられました。
参照
幾度も試作と検証を繰り返し発見したバインダー(結合材)の配合と、炭酸マグネシウムとの混成工程により、湿気の戻りを遅延させ長時間乾燥状態を保持します。
引用:ピラニア ネットストア
ピラニア ネットストアのページに、参考になる説明があったので引用させていただきます。
正直、なんのこっちゃ分かりませんが、湿気のことを考えて開発されてるのはなんとなく分かりました。
筆者の感想の裏付けとなれば幸いです。
まとめます。
「東京粉末 ピュアブラック」はシットリしたテクスチャが特徴の粉末チョークです。
粉末チョークにはあまりこだわりの無かった私ですが、「東京粉末 ピュアブラック」を使い続けてみて、その品質の高さを実感してます。
ハイエンドチョークを使ったことがない方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
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- 可愛いチョークボールがほしい!
- 人とは違うチョークボールがほしい!
- クライマーへのプレゼントを探してる!
という方には、SAUDY FARMのチョークボールがオススメです。
PD9|液体チョーク
本項目では、「目詰まりしづらい」という観点から、オススメの液体チョークを紹介します。
それが「 PD9(ピーディーナイン) 」です。
PD9最大のオススメポイントは、前述した通り、目詰まりしづらいところ。
筆者がこれまで使ってきた液体チョークの中で、最も扱いやすいアイテムです。
使いたいときに使えるのって最高!
お聞きしたいのですが、PD9って目詰まりしますか?
私はしないと思ってるんですが…。
いかがでしょ?
— アキラのソトアソビ (@akira_sotoasobi) July 24, 2020
Twitterでのアンケート結果はこんな感じ。
長期間放置すると厳しいですが、日々のクライミング生活では問題ありません。
「PD9は目詰まりしづらい」という、筆者の感想の裏付けになれば幸いです。
(アンケートにご協力いただいた方、ありがとうございました!)
外観
PD9の前面はこんな感じです。
手のひらサイズ!
裏面には名前を書くスペースがあります。
キャップは縦方向にオープン。
側面はこんな感じ。
ご覧の通り、PD9にはコンパクトな容器が使われてます。
ポケットに入れて持ち運ぶことも可能。
携行性が高いのもPD9の魅力です。
私が使ってるチョークバッグの中にも、余裕をもって入ります。
液体チョークって地味に場所を取るモノが多いので、PD9のサイズ感は嬉しいです。
装備がコンパクトにまとまります。
テクスチャー/成分
PD9は、一般的な液体チョークとは違う、独特なテクスチャーをしてます。
「乳液みたいだな」と思ってたら、成分に乳液が含まれてました(笑)
- エタノール
- アルミナ
- クエン酸
- 乳液
なので、テクスチャーのイメージは乳液を想像してもらうと分かりやすいです。
成分に関連する項目では、他にも以下のような細かいオススメポイントがあります。
- 無香料なので嫌なニオイがしない
- ロジン(松ヤニ)フリーなので岩場でもOK
かゆいところに手が届くスペックです。
液体チョークを使う上で気になるポイントを、PD9はほとんどクリアしてます。
使い方
PD9の使い方を説明します。
— アキラのソトアソビ (@akira_sotoasobi) July 24, 2020
内容成分を混ぜるため、使う前にシェイクします。
2〜3滴手に乗せ、広げてください。
出しすぎにはご注意を。
乾くとこんな感じになります。
写真だとチョークアップできてるか分かりづらいですよね。
よく見てみると、うっすら白くなってます。
- 白く汚れない
- なので、服も汚れづらい
以上2点もPD9の魅力です。
肝心のフリクション
PD9はチョークとしての性能も良好です。
手に馴染ませて登ると、なんて言うのでしょうか、「ギシギシ」とした保持感が生まれるイメージ。
特にスローパーに強いと感じました。
- コンパクトで
- 目詰まりしない
そんなアイテムを求めていた筆者ですが、PD9はチョークとしての性能も高かったです。
必需品になりました!
まとめます。
筆者は、チョークが詰まりにくいところに惹かれてPD9を導入しました。
しかし、調べてみると、他にもたくさんのオススメポイントがあったのです。
- チョークが詰まりづらい
- チョークダストを抑制
- 水洗いでサッと流せる
- ロジンフリー
- コンパクト
- 無香料
- ギシギシとしたフリクション
デメリットは、乾くのに少し時間がかかることでしょうか。
この点については、筆者はそこまで連登しないので、特に気にしてません。
荷物のコンパクト化もできたし、満足です。
PD9は、性能/利便性/携行性を備えた、バランスの良い液体チョークでした。
もう手放せないボルダリング用品 5選|まとめ
本記事は「もう手放せないボルダリング用品 5選|消耗品を中心にご紹介。」について書きました。
以上5点が、筆者のマイベストボルダリング用品です。
気になるモノがあったら、ぜひチェックしてみてくださいね。
以上、アキラ(@akira_sotoasobi)でした。