クライミングを7年以上やっているのですが、なかなかシックリくる液体チョークに巡り会えませんでした。
性能が良くても、かさばったり、目詰まりしたり。
どのチョークにも一長一短あって難しいんですよね。
そんな中、少し前に、「これだ!」と感じる液体チョークに出会いました。
それが「PD9」です。
PD9は株式会社B.Sグループが製造・販売している液体チョーク。
- フリクション良好
- どこでも安心して使える
- 持ち運びやすいサイズ感
- 目詰まりしにくい
- 白く汚れにくい
以上のように、PD9はかゆいところに手が届くスペックを有しています。
私の手(乾き手)とも相性が良く、今ではすっかり必需品です。
本記事では、そんなPD9の使用感などをレビューしていきます。
PD9|クライミング液体チョークの外観
こちらが「PD9」のパッケージ前面部です。
内容量は60mlで、手のひらに収まるサイズ感。
横幅もスリムでスッキリしており、携行性に優れています。
裏面にはネームスペースも完備。
名前を書いておけば、取り違いを防げます。
キャップは縦方向にオープンする仕組みです。
PD9|クライミング液体チョークの成分
主成分【アルミナ】
「PD9」の大きな特徴として、アルミナが主成分に使われていることが挙げられます。
従来の液体チョークのほとんどは、炭酸マグネシウムを主成分としています。
炭酸マグネシウムとは、要するに誰もが思い浮かべるような粉末チョークのこと。
粉末チョークをアルコールに溶かしたものが「従来の液体チョーク」でした。
PD9は主成分にアルミナが使われているので、
- 手の汗や水分を吸収
- チョークの飛散を抑える
- 白く汚れにくい
という、従来の液体チョークには無い特徴も有しています。
「炭酸マグネシウムではなく、アルミナを主成分としている」
これが、PD9最大の特徴です。
アルミナ以外の配合成分
アルミナ以外の配合成分は次のとおりとなっています。
- エタノール
- クエン酸
- 乳液
クエン酸と乳液配合でハンドケアの観点も考慮。
ロジン(松ヤニ)フリーなので、ジムや岩場でも安心して使えます。
刺激臭や嫌なニオイもありません!
PD9|クライミング液体チョークの使い方
「PD9」の使い方を説明します。
— アキラのソトアソビ (@akira_sotoasobi) July 24, 2020
まずはじめにシェイクします。
PD9は内容成分が分離しやすいため、シェイク必須です。
次に内容物を出し、両手で広げます。
広げた後は乾くまで少し待機です。
出しすぎにはご注意を。
ちょっと分かりにくいですが、こんな感じで手から液体感が消え、うっすら白くなったらOK。
あとは楽しく登るだけです。
ガンバ!
クライミングが終わったら、PD9を洗い落とします。
PD9にはロジン(松ヤニ)が含まれていないため、水で簡単に洗い流すことが可能です。
以上でPD9の使い方説明をおわります。
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PD9|クライミング液体チョークの使用レビュー
フリクション良好。ギシギシとした保持感
「PD9」は私の手に良く合いました。
フリクションは良好です。
ギシギシとした保持感が生まれるイメージ。
チョーク持ちも良いですね。
一度のチョークアップで数回トライできました。
(チョークが落ちたと感じても、意外とまだ大丈夫だったりします)
岩場でもどこでも安心して使えるので楽チン
- ロジン(松ヤニ)フリー
- チョークの飛散が少ない
以上の特徴から、PD9はどこでも安心して使えます。
家トレにもおすすめです!
コンパクトで持ち運びやすく、収納性も高い
「PD9」のサイズ感は、持ち運びに適しています。
手のひらサイズでスリムなため、ポケットに入れても違和感はありません。
チョークバッグにも収納しやすいです。
チョークバッグに入れておけば、スグ使えて便利。
サイズ感もナイスです。
目詰まりしにくい
「PD9」は目詰まりしにくいのもイチオシポイント。
使いたいときにちゃんと出てきます。
(ただ、出しすぎにはご注意を)
個人的には、PD9の「目詰まりしにくい」ところがもっとも気に入っています。
お聞きしたいのですが、PD9って目詰まりしますか?
私はしないと思ってるんですが…。
いかがでしょ?
— アキラのソトアソビ (@akira_sotoasobi) July 24, 2020
目詰まりに関するTwitterアンケート結果はこんな感じでした。
(アンケートにご協力いただいた方、ありがとうございました!)
乾くのには少し時間がかかる
私がこれまで使ってきた液体チョークに比べ、PD9は乾くのに少し時間がかかるような気がします。
とはいえ、私はそこまで連登しないので、あまり気にしていません。
PD9|クライミング液体チョークの比較とおすすめな人
マムート リキッドチョーク |
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ボルダーX ZERO |
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フリクションラボ シークレットスタッフ |
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PD9 |
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※フリクションについては個人の感想です。
Amazonレビューを見てみると、PD9は”ぬめり手”との相性がイマイチなようです。
(筆者はどちらかと言うと”乾き手”なのでイイ感じでした)
また内容量も少ないため、コスパを重視したい人にも不向き。
反対に、PD9をおすすめしたい人は次のとおりです。
- 家トレする人
- 荷物をコンパクトにしたい人
- 初期費用を抑えたい初心者さん
液体チョーク選びの参考になれば幸いです。
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PD9|クライミング液体チョーク レビューまとめ
本記事は「【PD9 レビュー】使いやすくてイイ感じ!かゆいところに手が届く液体チョーク」について書きました。
- フリクション良好
- どこでも安心して使える
- 持ち運びやすいサイズ感
- 目詰まりしにくい
- 白く汚れにくい
PD9は、相性が合えばかなり使い勝手がいい液体チョークです。
気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。
以上、アキラでした。