クライミングをしていると「ぬめり手」「かわき手」という言葉を聞くことがあります。
ぬめり手だとヌメって保持しづらかったり、かわき手だとホールドに弾かれたりと、それぞれにメリット・デメリットがあります。
本記事では、
「ぬめり手」「かわき手」と、液体チョークの関係性
を備忘録的にまとめてみました。
自分にあった液体チョークを知りたいという方のお役に立てるかと思いますので、当てはまる方はぜひ記事を読み進めてみてください。
なお、本記事は実体験や仲間との話などをもとに自身の学びをまとめたものになります。
ですので、あくまでも参考程度にお読みください。
結論:ぬめり手、かわき手におすすめの液体チョーク

まず結論から言います。
ぬめり手、かわき手におすすめの液体チョークは基本的に次のとおりです。
- かわき手の人:シークレットスタッフ アルコールフリー
- ぬめり手の人〜万人:普通のシークレットスタッフ
- 超ぬめり手の人:シークレットスタッフ ハイジェニック
それぞれの製品のアルコール含有量は次のとおりです。
- シークレットスタッフ ハイジェニック(80%)
- 普通のシークレットスタッフ(不明)
- シークレットスタッフ アルコールフリー(0%)
保持にはある程度の潤いも必要です。
ですので、かわき手の人がアルコールが含まれた液体チョークで手の水分を飛ばしきってしまうのはよくありません。
ゆえに「かわき手」の人には「シークレットスタッフ アルコールフリー」がおすすめです。
逆に「ぬめり手」の人には「普通のシークレットスタッフ」をおすすめします。
アルコールが手汗を飛ばし、手を適切なホールディング環境に近づけてくれることでしょう。
手汗がひどいという人には3製品の中でアルコール含有量がもっとも多い「シークレットスタッフ ハイジェニック」がおすすめです。
手の特性を考慮した結果、
- 普通のシークレットスタッフ(アルコール分:不明)
- シークレットスタッフ アルコールフリー
- シークレットスタッフ ハイジェニック(アルコール80%)
以上3つの液体チョークが作られたのだと思います。
ぜひ自分の手にあった液体チョークを試してみてくださいね。
もちろん、「普通のシークレットスタッフ」や「シークレットスタッフ ハイジェニック」を「かわき手」の方が使っても大丈夫です。
しかし、アルコールにより潤いが失われてしまい、ホールドに弾かれることがあるかもしれません。
その点はご留意ください。
液体チョーク選びの参考動画
本項目では液体チョーク選びにおける参考動画を紹介します。
- 楢崎智亜さん
- 池田雄大さん
- 野口啓代さん
以上3名が愛用しているクライミングギアを紹介する動画です。
この動画の中では、プロの目線から液体チョークに触れられており、とても参考になります。
重要なのは自分が「かわき手」か「ぬめり手」かを知ること
液体チョーク選びで重要なのは、自分が「かわき手」か「ぬめり手」かを知ることです。
ただ、この判断が意外とむずかしいです。
私も最近、自身が「かわき手」だと知りました。
そこで、こんな画像を作ってみました。

自身の手がどこに属するのか考え、それにあった液体チョークを選んでいただければ幸いです。
ちなみに、かわき手の筆者にはPD9もよくあいました。
レビュー記事も書いているので、よかったらどうぞ。
クライミングにおける「ぬめり手」と液体チョークの関係性 まとめ
本記事は「【おすすめも紹介】クライミングにおける「ぬめり手」と液体チョークの関係性、備忘録」について書きました。
ぬめり手、かわき手におすすめの液体チョークは基本的に次のとおりです。
- かわき手の人:シークレットスタッフ アルコールフリー
- ぬめり手の人〜万人:普通のシークレットスタッフ
- 超ぬめり手の人:シークレットスタッフ ハイジェニック
あなたにあった液体チョークが見つかることを願っています。
以上、アキラでした。