セルフビレイとは何か?シンプルだけど奥が深い登山/クライミング技術

セルフビレイとは何かお役立ち-Climb

どうも、アキラ(@akira_sotoasobi)です。

本記事では、登山/クライミング技術の一つ、セルフビレイ(自己確保)について説明します。

この記事を書く私は登山/クライミング歴5年の会社員クライマー。

一般道だが危険箇所通過がともなうような登山から、セルフビレイ必須のマルチピッチクライミング(アルパインクライミング)まで幅広く楽しんできました。

そんな経験から本記事を書いていきます。

セルフビレイを含む登山/クライミング技術をいきなり実施するのは危険です。

山岳ガイドさん等の熟練者から指導を受け、しっかり技術習得してからフィールドに臨むことを推奨します。

アキラ
アキラ

本記事は技術習得に向けた”さわり”とお考えください

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セルフビレイとは何か?

セルフビレイとは「滑落しないように、自分で自分を確保すること」を意味します。

必要となる道具は、基本的に以下の3点(注:あくまで一例)です。

セルフビレイ 基本3種

  • ハーネス
  • 安全環付きカラビナ
  • セルフビレイコード

セルフビレイ 実施例

▲例:セルフビレイを取っている写真

先に挙げた3つの道具を使って、支点と自分とを結ぶ行為を「セルフビレイ」と言います。

支点とは何か?

ハーネス、安全環付きカラビナ、セルフビレイコードだけではセルフビレイは取れません。

自分を壁とつなげる接続点が必要となります。

その接続点のことを「支点」と呼びます。

一口に支点と言ってもその種類は多種多様で、信頼できるモノから不安なモノまで様々です。

アキラ
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ときには自分で支点を作らなければならないことも…

セルフビレイを取るには「その支点を信じても良いか?使っていいか?」という判断も重要になってきます。

フリーファン 危険な支点について

日本フリークライミング協会(JFA)が発行している「freefan安全BOOK」には、危険な支点に関する解説ページがあります。

freefan安全BOOKはクライミングジム等にて無料配布されているので、支点について学びたい方は手に取ってみてはいかがでしょうか?

クライミングと登山(一般道)での違い

同じセルフビレイでも、

  • クライミングなのか
  • 一般道をいく登山なのか

によって毛色が異なります。

その違いについて、以下の項目で説明します。

クライミングにおけるセルフビレイ

アルパインクライミングなどの岩壁登攀のほとんどは、セルフビレイを取るシーンがあるという前提の元、山や岩に登ります。

上の写真の様に、セルフビレイに体重を預けて作業するときもあるため、セルフビレイ用の装備は必須です。

▼ちなみに

岩壁登攀に必要な技術の勉強には、イラスト・クライミングという参考書がオススメです。

アキラ
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アマゾンで少し立ち読みできます

▶イラスト・クライミングのレビューはこちら

【イラスト・クライミング レビュー】マルチピッチの予習/復習に適したクライミング技術書
本記事はクライミングの技術書、「イラスト・クライミング」の個人レビューをしています。その名の通りイラストが多い構成になっており、難しいクライミング技術が初心者さんにもわかりやすく解説されています。熟練者も唸るような内容の濃さも魅力です。ざっくりですが、記事内でもう少し詳しく説明します。

登山(一般道)におけるセルフビレイ

一般登山道地図

登山地図に載っている、一般道を行く登山には、鎖場や岩場といった危険箇所が出てくることもあります。

この記事をご覧の方の中には、

  • 「危険地帯を安全に通過したい」
  • 「もし途中で動けなくなったらどうしよう」

という思いをお持ちの人もいるでしょう。

そんなときはセルフビレイ!…と言いたいところですが、一般登山道はある種の不確定要素が多く、いつでもセルフビレイが取れるとは限りません。

アキラ
アキラ

支点が無かったりしますからね…

前述した通り、支点がなければセルフビレイは取れないのです。

また、「用意した安全環付きカラビナのサイズが大きすぎた/小さすぎた」といった、想定外なことが起こる可能性も捨てきれません。

じゃあどうすればいいのか?

対策1:自身の登攀能力を高める

一般道登山における危険箇所の通過には、セルフビレイを取らなくても安定して通れるくらいの技術を身につけるのが1番です。

登山教室の講習を受けたりして自身の登攀能力を高めましょう。

アキラ
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登攀能力向上にはボルダリングもオススメです

対策2:ルートの下調べを綿密に行う

セルフビレイ ルート下調べ

登攀技術を高めた後は、ルートの下調べを綿密めんみつに行いましょう

ただ、実際に現地へ行かないと分からないことも多いので、「自分がやれるかどうか」の判断は難しいのが正直なところ。

そんなときは山岳ガイドさんと山に入るのも手段の一つです。

アキラ
アキラ

装備や行動の指示は山岳ガイドさんから受けましょう

それでもやっぱり心配なときは

使えるシーンは限られますが、お守りとしてセルフビレイ装備を携行するのはアリです。

なくても大丈夫だけど、念のため」というような心構えで危険箇所に臨みましょう。

これならメンタルに少し余裕を持てるのではないでしょうか?

ちょっと小話:八ヶ岳連峰にて

セルフビレイが取れない一般登山道

▲途中に現れた危険箇所のひとつ
セルフビレイは取れません

横岳〜赤岳〜行者小屋の道中に、落ちたら死んでしまうし、セルフビレイも取れないようなところが出てきて、面食らった思い出があります。

そのとき私を助けてくれたのは、岩壁登攀の経験値3点支持による歩行技術でした。

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セルフビレイに関する参考動画

▲山岳ガイドの太田さんの動画です。本記事の内容に関連したことをお話されています。

セルフビレイとは何か?まとめ

本記事は「セルフビレイとは何か?シンプルだけど奥が深い登山/クライミング技術」について書きました。

アルパインクライミングをやりたい方や、一般登山道における危険箇所通過についてお悩みの方の参考になったのなら幸いです。

以上、アキラ(@akira_sotoasobi)でした。

【各セルフビレイコードの特徴と注意点】スリング/PAS/コネクトアジャストの比較
本記事では私が使ってきた3本のセルフビレイコードの紹介と比較をしています。今1番のオススメはペツルのコネクトアジャストですが、それにも良い点と気になる点があり、難しいところです。本記事では、私がコネクトアジャストをオススメする理由を、3本のコードの紹介を通して説明します。マルチピッチ初心者さんにオススメです。
【イラスト・クライミング レビュー】マルチピッチの予習/復習に適したクライミング技術書
本記事はクライミングの技術書、「イラスト・クライミング」の個人レビューをしています。その名の通りイラストが多い構成になっており、難しいクライミング技術が初心者さんにもわかりやすく解説されています。熟練者も唸るような内容の濃さも魅力です。ざっくりですが、記事内でもう少し詳しく説明します。

セルフビレイを含む登山/クライミング技術をいきなり実施するのは危険です。

山岳ガイドさん等の熟練者から指導を受け、しっかり技術習得してからフィールドに臨むことを推奨します。

アキラ
アキラ

本記事は技術習得に向けた”さわり”とお考えください

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