【イラスト・クライミング レビュー】マルチピッチの予習/復習に適したクライミング技術書

イラスト・クライミング 表紙クライミング書籍

どうも、アキラ(@akira_sotoasobi)です。

この記事ではマルチピッチクライミングの勉強にピッタリの書籍「イラスト・クライミング」を紹介します。

私もマルチピッチクライミングをやってまして、何冊かの技術書を読んできたのですが、このイラスト・クライミングが1番わかりやすく感じました。

  • イラストが多めで、初心者にもわかりやすい
  • 熟練者も納得の内容の濃さ
アキラ
アキラ

以上2つが特にオススメのポイントです。

私はまだまだ修行中の身なので恐れ多いのですが、この1冊の内容をすべて理解し、クライミング中に実践できれば、かなりの熟練者と言えるかと。

  • シングルピッチのリードクライミング
  • クラッククライミング
  • マルチピッチクライミング

外岩で以上のクライミングをやりたい人に適した技術書ですので、興味がある方はぜひ見てみてください。

本記事では、そんなイラスト・クライミングの魅力をつまんで紹介します。

スポンサーリンク

イラスト・クライミングのざっくりとした内容紹介

本当に基本的なことの解説

イラスト・クライミング 外観

  • ハーネスの種類
  • クライミングシューズの種類
  • カラビナの種類

イラスト・クライミングは本当に基本的なことの解説から始まります。

私はマルチピッチクライミングを始めて3年ほど経ちましたが、いま読んでも新しい発見があるくらい細かなことまで書かれています。

この記事を書くにあたり読み返してみて面白かったのは、「ロープの洗い方」でしょうか。

「そういえばやったことないなぁ」と気付きにもなりました。

基本的なことでこのボリューム。

クライミング技術編が楽しみになる書き出しです。

外岩シングルピッチのリードクライミング

ページを進めると、シングルピッチのリードクライミングに関する解説ページが出てきます。

イラスト・クライミングが勉強になるのは、セットしたクイックドローの回収のやり方なども載っていること。

こういう岩場で過ごすための知識って、熟練者の頭の中にしかなかったりして自分で勉強するのって難しいです。

しかし、イラスト・クライミングではそれができます。

シングルピッチのリードクライミングは、ロープを使うすべてのクライミングの基本となるスタイル。

マルチピッチをやりたい人の技術書に特に適しているイラスト・クライミングですが、シングルピッチのリードクライミングを中心にやりたい方にもオススメです。

カムを使うトラッドクライミング

イラスト・クライミングでは、岩の隙間にプロテクションをセットしながら登る、トラッドクライミングの技術についても解説されています。

  • トラッド専用ギアの解説
  • ギアのメンテナンス方法
  • プロテクションのセットの仕方
  • クラックのクライミング技術

などなど、トラッドクライミングだけ見ても幅広い内容が書かれています。

マルチピッチクライミング

イラスト・クライミングで1番オススメしたい項目が、マルチピッチクライミング全般の流れが解説されていること。

マルチピッチって難しいんですよ、始めたての頃は先輩がやるロープワークが手品か何かに感じます(笑)

正直、マルチピッチ技術習得には繰り返し実践する必要があるのですが、イラスト・クライミングを家で読んで予習/復習すれば、その技術習得も早まります。

私もそんな感じでイラスト・クライミングをマルチピッチの予習/復習のために読んでいます。

イラスト・クライミングはクライミング中に起こる「あるあるトラブル」もたくさん書かれているので、トラブルへの備えにもなって良いですよ。

イラスト・クライミングのオススメポイント

  • 本当に基本的なことの解説
  • 外岩シングルピッチのリードクライミング
  • カムを使うトラッドクライミング
  • マルチピッチクライミング
  • 他にもたくさんのこと

以上のことが解説されているイラスト・クライミングですが、ここからはイラスト・クライミングという本自体の魅力について書いていきます。

イラストが多く、わかりやすい

まず1番の魅力はイラストが多く、わかりやすいということです。

内容の濃い技術書ですが、決して初心者を置いていかず、理解しやすい本の構成となっています。

アキラ
アキラ

ページも8割がカラーです!イラストもリアルに描かれています!

ロープワークとかってホントに混乱するんですよね。文章だけで理解するのは難しいです。

イラスト・クライミングはその名の通り、イラスト中心の構成になっており、難しいクライミング技術がわかりやすく解説されています。

「イラストが多く、わかりやすい」

これが本としてのイラスト・クライミング最大の魅力です。

クライミング中の流れに沿った構成をしている

  • 岩場まで行く
  • クライミングの準備をする
  • クライミングする
  • 岩場から帰る

イラスト・クライミングでは「その日の流れ」に目を向けた解説ページもあり、クライミングの全体像を理解できます。

マルチピッチって一個一個の手順が複雑なので、その一個の手順を覚えるのに必死になりますが、それだと全体像がわかりません。

イラスト・クライミングでは、「これをやったら次はこれ」といったように、流れが解説されています。

マルチピッチクライミングを始めたての頃は特に、クライミングの全体像を把握するのに役立ちます

著者の技術力と経験値の高さが伝わってくる

イラスト・クライミングの著者は阿部亮樹あべりょうじゅさん。

海外も含めた数多くの岩場で登ってきたクライマーとの説明が巻末にありました。

海外はフランス、スペイン、インドネシア、オーストラリアなどでクライミング。冬山、アイスクライミング、洞穴潜りなども少々。最近は不動沢、北海道などで登っている。

引用:イラスト・クライミング 巻末

イラスト・クライミングにもその経験が詰まっていると強く感じます。

キャラクターの吹き出しや文章の一部、ページの隅とかに書かれている一言が、本当に勉強になるんですよ。

  • 「たしかにこういうことあるなぁ」
  • 「こんなトラブルもあるんだ」

以上のように、イラスト・クライミングにはハッとした気づきになることがたくさん散りばめられています。

クライミングをやっていると遭遇するであろうエピソードがリアルに書かれているので、かなり良いイメージトレーニングにもなりますよ。

イラスト・クライミング レビュー まとめ

本記事は「【イラスト・クライミング レビュー】マルチピッチの予習/復習に適したクライミング技術書」について書きました。

イラスト・クライミングの魅力について簡単にまとめると以下の通りです。

イラスト・クライミングの魅力
  • イラストが多めで、初心者にもわかりやすい
  • 熟練者も納得の内容の濃さ
  • ロープを使うクライミングをする人、全員にオススメできる技術書

イラスト・クライミングは優れた技術書ですが、クライミング技術習得にはやっぱり現場での経験が必要です。

私は初めてのマルチピッチ練習をイラスト・クライミングを読んでのぞんだのですが、それでもなにをしたら良いかわからず、混乱しました。

初めてのマルチは混乱する

これはみんな共通のことかと思います。

個人の勉強もとても大事ですが、実践するときは経験豊富なクライマーにサポートしてもらうことを推奨します。

あとクライミング技術も日を追うごとに進化しているので、新しい情報を収集するのもお忘れなく。

みんなで安全なクライミングができるよう、取り組んでいきましょう!

以上、アキラ(@akira_sotoasobi)でした。

アマゾンで少し立ち読みできます。


【オススメ3冊】読んで勉強になったクライミング本を紹介します。
本記事では私が読んで勉強になったクライミングの本を3冊紹介しています。「ボルダリング初心者」「ボルダリング中〜上級者」「外岩リード/マルチピッチクライミングをやりたい/やっている人」にそれぞれオススメできる書籍です。他にも何冊か読んできたのですが、本記事で紹介している3冊がマイベストです。
【各セルフビレイコードの特徴と注意点】スリング/PAS/コネクトアジャストの比較
本記事では私が使ってきた3本のセルフビレイコードの紹介と比較をしています。今1番のオススメはペツルのコネクトアジャストですが、それにも良い点と気になる点があり、難しいところです。本記事では、私がコネクトアジャストをオススメする理由を、3本のコードの紹介を通して説明します。マルチピッチ初心者さんにオススメです。
タイトルとURLをコピーしました