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山野井泰史さんに関する本 おすすめ3選。イチオシは「凍」

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山野井泰史さんに関する本 おすすめ3選。イチオシは「凍」 アイキャッチ画像 クライミング書籍、漫画

2021年にピオレドール生涯功労賞を受賞された山野井泰史さん。

本記事では、山野井泰史さんに関連する本を3冊紹介します。

この記事を書く私は山野井さんのファンのひとり。

(一応、登山とクライミングを少しだけやっています。)

山野井さんに関連する本を、これまで5冊読んできました。

  • アルピニズムと死
  • 垂直の記憶
  • ソロ
  • 凍(とう)
  • 白夜の大岩壁に挑む クライマー山野井夫妻

その中でも特におすすめな本を厳選して紹介させていただきます。

ぜひ参考にしてみてくださいね。


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山野井泰史さんに関する本 おすすめ3選

凍(とう)

山野井泰史さんに関するおすすめ本 凍(とう) イチオシ
凍(とう)

最強のクライマーとの呼び声も高い山野井泰史。

世界的名声を得ながら、ストイックなほど厳しい登山を続けている彼が選んだのは、ヒマラヤの難峰ギャチュンカンだった。

だが彼は、妻とともにその美しい氷壁に挑み始めたとき、二人を待ち受ける壮絶な闘いの結末を知るはずもなかった――。

絶望的状況下、究極の選択。鮮かに浮かび上がる奇跡の登山行と人間の絆、ノンフィクションの極北

Amazon:凍(とう)

最初に紹介するのは「凍(とう)」です。

凍は、泰史さんと妻の妙子たえこさんが、ギャチュンカンという山に挑んだときのことを書いたノンフィクション小説。

作家の沢木耕太郎さんが執筆されました。

内容は”壮絶”の一言です。

読み進めていくと、ギャチュンカンの寒さや絶望的な状況がリアルに感じられ、息が詰まるような錯覚を抱きます。

極限状態の中、どんなやり取りがあったのか、ふたりはいかにして生還したのか。

ぜひ凍を読んで確認してみてください。

垂直の記憶

山野井泰史さんに関するおすすめ本 垂直の記憶
垂直の記憶

2002年秋、山野井泰史は、ヒマラヤの難峰ギャチュン・カンに単独登頂後、下降中嵐につかまり、妻・妙子とともに決死の脱出を試みて奇跡的に生還した。

この衝撃的な生還を機に、自らのクライミングの半生を振り返り、難ルートから挑んだ高峰への思いを綴る。

すさまじい登攀への思いと「日常」の生活も著わした、氏の再起への物語でもある。

Amazon:垂直の記憶

次に紹介するのは「垂直の記憶」です。

この本は、山野井さんご自身が執筆されました。

7つの章から成る回顧録です。

  • 第一章 八〇〇〇メートルの教訓
    – ブロード・ピーク
  • 第二章 ソロ・クライミングの蘇生
    – メラ・ピーク西壁とアマ・ダブラム西壁
  • 第三章 ソロの新境地
    – チョ・オユー南西壁
  • 第四章 ビッグウォール
    – レディース・フィンガー南壁
  • 第五章 死の恐怖
    – マカルー西壁とマナスル北西壁
  • 第六章 夢の実現
    – K2南南東リブ
  • 第七章 生還
    – ギャチュン・カン北壁

以上の記憶が綴られています。

コラムも豊富にあり、本を通じて山野井さんの考えをうかがえます。

個人的には、ビッグウォール・クライミングのことを書いた第四章が特に好きです。

いつも憧れを胸に読んでいます。

ビッグウォールに関する書籍は(私の知る限り)あまりないので、記録としても貴重です。

関連記事 「垂直の記憶」を紹介。

アルピニズムと死

山野井泰史さんに関するおすすめ本 アルピニズムと死
アルピニズムと死

「より高く、より困難」なクライミングを志向するアルパインクライマーは、突き詰めていけば限りなく「死の領域」に近づいてゆく。

そんななかで、かつて「天国にいちばん近いクライマー」と呼ばれていた山野井泰史は、山での幾多の危機を乗り越えて生きながらえてきた。

過去30年の登山経験のなかで、山で命を落とした仲間たちの事例と自らの生還体験を1冊にまとめ、山での生と死を分けたものはいったい何だったのか、を語る。

Amazon:アルピニズムと死

最後に紹介するのは「アルピニズムと死」です。

「垂直の記憶」と同じく、この本も山野井さんご自身が執筆されました。

登山でのエピソードと、「こんなときはこうしている」という、山野井さんなりのハウツーが書かれています。

登山における危険予知の勉強にもなる本です。

山野井泰史さんのサイン
私の「アルピニズムと死」には、なんとご本人のサイン付き!

アルピニズムと死」には、「垂直の記憶」では語られなかった山やクライミングのことが書かれています。

面白かったのは、「第二章:パートナーが教えてくれたもの」です。

第二章では、山野井さんと一緒に登ったパートナーたちの紹介と、いかに彼・彼女らが優れた登山家なのかが解説されています。

この章で語られていることは、どれも登山で大切な要素です。

詳しく知りたい方はぜひ読んでみてくださいね。

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イチオシは凍(とう)

山野井泰史さんに関するおすすめ本 凍(とう) イチオシ
イチオシは凍(とう)

山野井泰史さんに関する本の中で、個人的なイチオシは「凍(とう)」になります。

なぜなら、凍には専門用語(クライミング用語)が少ないからです。

たとえ出てきたとしても、すぐ近くに説明文が入るため、クライミングをあまり知らない方でもスムーズに読み進められます。

また、ギャチュンカンの壮絶さを感じるならこの本が一番と思い、イチオシに挙げさせていただきました。

次点で「垂直の記憶」、その次に「アルピニズムと死」が続きます。

参考になれば幸いです。

山野井泰史さんに関する本 おすすめ3選 まとめ

山野井泰史さんに関する本 おすすめ3選。イチオシは「凍」 アイキャッチ画像

本記事は「山野井泰史さんに関する本 おすすめ3選。イチオシは「凍」」について書きました。

山野井泰史さんに関する本のイチオシは「凍(とう)」です。

ご本人が執筆された本の中では「垂直の記憶」が特におすすめです。

ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。

以上、アキラでした。


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