「ナノパフジャケットが破れちゃった…。修理に出すのは面倒だし、自分でなんとかできないかな?」
「プリマロフトが使われているウェアに穴が空いちゃった…。手軽に直せるようなアイディアはないかな?」
こんな困りごとにお答えします。
私はかれこれ3年間、街でもアウトドアでもヘビーユースしてきました。
3年も着るとダメージが出てくるもの。
生地が破れて小さい穴が空いてしまうこともありました。
パタゴニアには正規の修理サービスもありますが、発送したりするのもぶっちゃけ面倒です。
そんなときに編み出した修理方法を紹介します。
やり方は簡単、
これだけです。
のちほど詳しく解説します。
そんなわけで「【リペア】パタゴニア ナノパフジャケットが破れたときの簡易的な修理方法」について書いていきます。
パタゴニア ナノパフジャケットはここが破れやすい
ナノパフジャケットを2〜3年着続けると、写真の箇所が破れることがあります。
ジッパーが噛んでしまうんですよね。
着方を気をつければ大丈夫ですが、私は3箇所くらい破いてしまいました。
パタゴニア ナノパフジャケットの修理に使うもの
ナノパフジャケットのフロントジッパー下地が破れたときの修理方法を解説します。
使うのは「瞬間接着剤」と「油性マジック」です。
油性マジックは、ウェアのカラーに近い色を使います。
修理手順
- 破れた箇所に瞬間接着剤をつける
- 瞬間接着剤を乾かす
- 固めた箇所を慣らす
- 固めた箇所を油性マジックで塗る
修理手順は上記のとおりです。
「1.破れた箇所に瞬間接着剤をつける」ときには、破れた箇所の縁も含めるようにすると上手く固まります。
「3.固めた箇所を慣らす」についてですが、破れた箇所を瞬間接着剤で固めると、瞬間接着剤をつけた箇所だけ固くなってしまいます。
そのままだと触り心地が良くないので、固めた箇所をグニグニッと慣らすことで少しだけマシになります。
以上がナノパフジャケットが破れたときの簡易的な修理方法です。
失敗を防ぐために、瞬間接着剤は少しずつ使うのを推奨します。
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おまけ①:ナノパフに使われているプリマロフトってこんな素材
本記事のおまけとして、ナノパフジャケットの保温材として使われているプリマロフトについて説明します。
プリマロフトを一言で説明すると「ダウンのデメリットを解決した人工ダウン」です。
プリマロフトはもともと軍用として開発された化学繊維の保温素材。
超微細の繊維が重なり合うことでダウンのような保温性を実現しています。
ダウンは軽くて温かいですが、濡れると嵩が減って保温力がなくなるのがデメリット。
一方、プリマロフトは濡れても保温力が維持されます。
上の写真はプリマロフトのイメージ図です。
(※あくまでイメージになります。実物はもっと細いです。)
繊維で作られているため、ウェア生地の隙間からスルスルと抜けてくることがあります。
おまけ②:パタゴニア 正規修理サービスのご紹介
パタゴニアには正規の修理サービスもあります。
自分では手に負えないようなダメージは正規修理サービスへ相談するのがオススメです。
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まとめ
本記事は「【リペア】パタゴニア ナノパフジャケットが破れたときの簡易的な修理方法」について書きました。
本記事のまとめ
- 瞬間接着剤
- 油性マジック
- 破れた箇所に瞬間接着剤をつける
- 瞬間接着剤を乾かす
- 固めた箇所を慣らす
- 固めた箇所を油性マジックで塗る
本記事で紹介した修理方法は、プリマロフトが使われている製品にも応用ができるかもしれません。
「プリマロフトが使われているウェアに穴が空いてしまった」という方も、瞬間接着剤修理法を試してみてはいかがでしょうか?
(正規の修理方法ではないので、自己責任でお願いしますね。)