「登山のファーストエイドキットを作りたいんだけど、どうすればいいのかな?誰かのファーストエイドキットを参考にしたいです」
「登山をやっていてファーストエイドキットもあるんだけど、なにか新しいアイディアが欲しい」
こんな疑問にお答えするために、本記事では私が使ってるファーストエイドキットの中身をご紹介します。
✓本記事の内容
- 登山に持っていくファーストエイドキットの中身紹介
– ザックの中に収納するモノ
– 登山ウェアのポケットに収納するモノ - 登山ファーストエイドキットの中身で削ってきたもの
- 今のファーストエイドキットに感じる課題
- 登山に持っていくファーストエイドキットの中身紹介 まとめ
この記事を書いている私は登山歴5年ほどの登山愛好家。
これまで日帰り登山から一人でのテント泊、アルパインクライミングと、様々な登山を楽しんできました。
そんな登山経験から本記事を書いていきます。
さて、ファーストエイドキットとは登山でケガやトラブルに見舞われたときに使う非常用キットです。
私は次のものをファーストエイドアイテムとして登山に持っていきます。
▼ザックの中に収納するモノ
(ファーストエイドキットの中身)
- 三角巾(未開封)
- エマージェンシーブランケット
- とげ抜き
- ゴム手袋2セット
- 痛み止め(ロキソニン)4錠
- 絆創膏(大3枚、小2枚)
- 非伸縮性テーピング1巻
- ライター
- 細引き3m
- ダクトテープ
以上をファーストエイドキットとしてまとめています。
他にも次の3つモノを「非常時にも使うモノ」としてザックに入れて携行しています。
▼ザックの中に収納するモノ▼
(ファーストエイドキットとは別)
- 飲料水500ml
- 行動食兼非常食
- モバイルバッテリー
すぐに使いたいものはポケットに入れています。
▼登山ウェアのポケットに収納するモノ
- 手ぬぐい
- 小さいマルチツール
- ストッパ下痢止め
記事内では写真と解説もあわせてファーストエイドキットの中身を紹介しています。
いろいろな試行錯誤の後、今の形に落ち着きました。その過程も説明します。
そんなわけで「【自作】登山に持っていくファーストエイドキットの中身紹介」について書いていきます。
登山に持っていくファーストエイドキットの中身紹介
ファーストエイドキットと聞いて多くの方は様々な治療具がまとまった一つのパックを想像するかと思います。
しかし私は、1つのパックだけでなく、ポケットに入れているモノや飲料水も非常時に使うアイテムとして考えています。
使用頻度に応じて収納箇所を変えています。
ザックの中に収納するモノ
まずはじめにザックの中に収納するモノをお見せします。
- ファーストエイドキット
- 飲料水500ml
- 行動食兼非常食
- モバイルバッテリー
以上のモノをザックの中に入れています。
次の項目ではそれぞれを個別に紹介します。
ファーストエイドキット
最初に紹介するのは治療具を一つのパックにしたファーストエイドキットです。
誰が見てもファーストエイドキットだとわかるモノがオススメです!
私は以下のモノを登山に携行しています。
- 三角巾(未開封)
- エマージェンシーブランケット
- とげ抜き
- ゴム手袋2セット
- 痛み止め(ロキソニン)4錠
- 絆創膏(大3枚、小2枚)
- 非伸縮性テーピング1巻
- ライター
- 細引き3m
- ダクトテープ
この中で実際に使ったことがあるのは次の2つです。
- 痛み止め(ロキソニン)
- ダクトテープ
痛み止めは1泊2日のテント泊で宿泊中、風邪を引いたときに飲みました。
そのときはまだテント泊に慣れておらず、しっかり服を着込まないまま仮眠したため、風邪を引いてしまいました。
熱はなかったと思いますが、鼻水がすごく出てつらかったです。
それ以来、テント場についたらまず防寒をするようになりました。
ダクトテープはテントのポールが折れたときの修理に使いました。
飲料水と行動食兼非常食
ファーストエイドキットとは別に、飲料水500mlと行動食兼非常食も携行しています。
非常時にも飲食できるよう、少し多めに持つようにしています。
飲料水は下山後に500mlは残るよう、計算して飲みます。
非常食も同じで、下山後にカロリーメイト1箱残るように計算しています。
非常食についてはファーストエイドキットに入れていた時期もあったのですが、賞味期限の管理が面倒になり、登山ごとに用意するようになりました。
水筒については、個別記事も書いてます。
モバイルバッテリー
非常用装備としてモバイルバッテリーも携行しています。
容量は6000mAhと、私が使っているスマホ(iPhoneXs)を2回フル充電できます。
電子機器のため、防水袋に入れて持ち運んでいます。
ライトもついています。
重さやサイズもちょうどよく、概ね満足していますが、山で追加充電ができないのが悩みどころ。
最近では防水&ソーラー充電&手回し充電機能つきのモバイルバッテリーに変えようかとも考えています。
登山ウェアのポケットに収納するモノ
次に登山ウェアのポケットに収納しているモノをご紹介します。
- 小さいマルチツール
- 手ぬぐい
- ストッパ下痢止め
私は以上の3つのアイテムをすぐに使えるようにポケットに入れて携行しています。
キーアイテムとしてはストッパ下痢止めですかね。
私はお腹が弱いので、少しでも危ないと感じたら服用するようにしています。
これがファーストエイドキットの中にあると面倒くさがって飲まないかもしれません。
同様に小さいマルチツールと手ぬぐいもすぐに使えるよう、ポケットに入れています。
「すぐ使う/使いたいモノはアクセスしやすい場所に」
細かいですが、私のちょっとしたこだわりポイントです。
マルチツールについて、個別記事も書いてます。
登山ファーストエイドキットの中身で削ってきたもの
ここからはファーストエイドキットの中身から削ってきたものを紹介します。
「なにをどれだけ持っていくか」ってホント難しくて、重すぎても登山を楽しめません。
自分なりに考えてファーストエイドキットの軽量化を図ってきました。
以下、箇条書きで説明していきます。
▼ファーストエイドキットの中身で削ってきたもの
- 【伸縮性テーピング】:非伸縮性テーピングで代用
- 【ホッカイロ】:防寒具とエマージェンシーブランケットで代用
- 【消毒液】:傷の応急処置は飲料水でよく洗うのが基本(参考サイト)
- 【包帯】:未開封の三角巾と手ぬぐいで代用
これらを削ることで約200gほど軽量化できました
大まかに以上4つを削ってきましたが、例えばご来光を見るときなんかはファーストエイドキットとは別にホッカイロを持っていきます。
「これでOK!」ということはなくて、登山にあわせて取捨選択することが大事だと考えています。
今のファーストエイドキットに感じる課題
さて、これまでファーストエイドキットについて書きてきましたが、正直まだ課題を感じています。
その課題をまた箇条書きで書きていきます。
▼ファーストエイドキットに感じる課題
- 外から中身が見えない
- 収納が分かれていて取り出しづらい
⇒中身が見えて取り出しやすいパックに変えようか?
- ポイズンリムーバー
- ツェルト
- 浄水器
以上をファーストエイドキットに加えるか?
⇒ポイズンリムーバーと浄水器は必要性を感じているので、加えていく予定。
ツェルトはエマージェンシーブランケットで代用できなくもないが、あった方がいい。
ただ値段が高いため優先順位は低め。
ツェルト泊とかにチャレンジするタイミングで良いものを導入したい。
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登山に持っていくファーストエイドキットの中身紹介 まとめ
本記事は「【自作】登山に持っていくファーストエイドキットの中身紹介」について書きました。
ファーストエイドキットとして登山で私が携行しているものを以下のまとめます。
▼ザックの中に収納するモノ
(ファーストエイドキット)
- 三角巾(未開封)
- エマージェンシーブランケット
- とげ抜き
- ゴム手袋2セット
- 痛み止め(ロキソニン)4錠
- 絆創膏(大3枚、小2枚)
- 非伸縮性テーピング1巻
- ライター
- 細引き3m
- ダクトテープ
▼ザックの中に収納するモノ
(ファーストエイドキットとは別)
- 飲料水500ml
- 行動食兼非常食
- モバイルバッテリー
▼登山ウェアのポケットに収納するモノ
- 手ぬぐい
- 小さいマルチツール
- ストッパ下痢止め
ファーストエイドキットはやっぱり重要です。
「有る」と「無い」とでは対応できる幅が大きく変わってきます。
私は引き続き、ファーストエイドキットの改善に取り組んでいきます。
この記事があなたのお役に立てたのなら幸いです。
以上、アキラ(@akira_sotoasobi)でした。