肩を脱臼しちゃった…。
手術も考えてるけど、どうしよう…。
- ちゃんとスポーツに復帰できるのかな?
- 復帰にかかる期間は?
- パフォーマンスは落ちるの?
本記事では以上のような疑問をお持ちの方に向けて、私が受けた脱臼手術の体験談(リハビリ編)を書いていきます。
▼本記事の内容
- 受傷から手術を経て復帰までにかかった期間
- リハビリ時の腕の可動域について
- 今はもう大丈夫!
この記事を書いている私は、趣味でボルダリングをやっているサラリーマン。
過去に”関節鏡視下左肩関節唇形成術”という、亜脱臼を治療するための手術を受けたことがあります。
なにかのスポーツを続けていく上で、怪我との付き合いは切っても切れないモノですよね。
脱臼の場合、再発の可能性が高いため「しっかり直したい」と考えている人も多いハズ。
そんな方に向けて私の実体験をまとめました。
受傷から手術を経て復帰までにかかった期間
私が左肩を亜脱臼してから、手術を経て、復帰までにかかった期間は以下の通りです。
- 2015年11月
左肩を亜脱臼してしまい、通院を始める。
検査と日程調整のため、手術当日まである程度の時間(4ヶ月ほど)がかかる。 - 2016年2月
手術を受ける。
手術後しばらくは週3〜4回の頻度でリハビリの日々。 - 2016年7月
リハビリが月1回になる。 - 2016年9月
リハビリに通いつつ、ボルダリングに復帰。 - 2016年11月
リハビリ終了。 - 2017年3月
完治。
手術を受けたのは、私が26歳の時です。
以上のように、手術を受けてからボルダリングに復帰するまでには、約8ヶ月の期間が必要でした。
受傷から完治までの期間を通算すると約1年6ヶ月だったので、やはり時間はかかります。
が、リハビリ通院が終了するくらいの時期には、受傷前とほぼ変わらないパフォーマンスを取り戻すことができていました。
▼左肩を痛める前の動画。(タップで再生できます)
▼手術からリハビリを経て、ボルダリング復帰後”4ヶ月”時点の動画。(タップで再生できます)
▼時は流れ、手術から”2年5ヶ月”後の動画。(タップで再生できます)
▼左肩に負荷が掛かっても、その負荷が想定できる範囲内なら大丈夫です。(タップで再生できます)
問題なく登れてます!
フィジカルはだいたい問題ないのですが、メンタル面に怖さが残ってしまいました。
以下のような場面では怖いと感じてしまい、押しきれない時があります。
- プッシュのような肩で支える動きが必要な場面
- 予期せぬ形で負荷が掛かる危険性のある場面
メンタル強化とトラウマ払拭が、今でも私の課題です。
…とは言いつつ、無理はしないようにしてます(笑)
リハビリ時の腕の可動域について
手術後3ヶ月の間、左腕の可動域は狭かったです。
リハビリをしても少しずつしか広がらず、焦っていたのを覚えてます。
「このままボルダリングに復帰できなかったらどうしよう…」
そんなことを考えてしまい、怖くなるときもありました。
左腕は具体的にどんな感じだったの?
▲手術後”約3ヶ月”時点では、これくらいしか開きませんでした。
▲上にもこれくらいしか上がらなかったです。
また、普段は三角巾のような装具で左腕を吊るため、日常生活も不便でした。
寝るときも装具を付けたままです。
リハビリを続けたら少しずつ可動域が広がった
焦る時期もありましたが、淡々とリハビリを続けたところ、左腕の可動域は少しずつ広がっていきました。
左腕を真上に上げられたときは、とても嬉しかったです。
記憶が曖昧で申し訳ないのですが、手術後”約6ヶ月”時点では普通に日常生活を送れていたと思います。
▼ちなみに
当時は登山やクライミング映画を観て、”登りたい欲”を発散させていました。
今はもう大丈夫!
上の写真は、現在(2019年8月)の可動域を写したモノです。
手術から約1年後には、これくらいの可動域があったのを覚えてます。
(左右差はほとんどありませんが、左腕を開くとき、少しだけ突っ張り感が残ってしまいました)
しかし、今はボルダリングをやれているのでオールオッケーです!
おわりに
本記事は「【リハビリ編】肩の亜脱臼に困って手術した話」について書きました。
この記事で特にお伝えしたいことを、以下にまとめます。
- 手術してから復帰するまで約8ヶ月かかった
- 手術後3ヶ月は可動域が広がらず怖かった
- 今はボルダリングをやれているのでオールオッケー!
私の体験談が「脱臼手術を受けようか悩んでいる人」の参考になれば幸いです。
以上、アキラ(@akira_sotoasobi)でした。