- 「ボルダリング楽しい!」
- 「外岩にも行ってみたい!」
- 「けど、右も左もわからない…。」
- 「なにを持っていけば良いんだろう?」
- 「外岩へ行くときの持ち物が知りたい!」
こんな疑問にお答えします!
本記事を書く私は歴7年以上のクライミング愛好家。
筆者の経験をもとに、外岩の持ち物をまとめました。
この記事を読めば外岩の持ち物がわかります。
本記事が外岩への足がかりになれば幸いです。
ボルダリング編ではなくリードクライミング編が読みたいという方は、次の記事をチェック!
外岩の持ち物|一覧表
外岩の持ち物について一覧でまとめると下記のとおり。
文字をタップすると説明箇所へジャンプできるので、よかったらご活用ください。
外岩の持ち物|必需品
まずはじめに、外岩の必需品を11個紹介していきます。
クライミングシューズ
最初に紹介するのはクライミングシューズです。
岩質によって合う合わないはありますが、最初は深く考えず、いま履いているシューズを持っていきましょう。
チョーク&チョークバッグ
次に紹介するのはチョークとチョークバッグです。
基本的に普段使っているものを使えばOKですが、一点だけ注意点があります。
それは、チョークにロジン(松脂)が含まれているか否か。
ロジンが含まれている液体チョークは、ロジンが岩に残ってしまうためNGです。
外岩で登る際はロジンフリーのチョークを使うよう、よろしくお願いします。
クラッシュパッド
外岩は自分たちでマットを持参し、敷いて登ります。
なので、クラッシュパッド(ボルダリングマット)も必要です。
クラッシュパッドの選び方と、5つのおすすめ製品については次の記事にまとめました。
御岳(東京)にはクラッシュパッドをレンタルしてるお店もあるので、上手に活用しつつ、外岩を楽しみましょう。
御岳に電車で行くときはレンタルが楽ですよ。
レジャーシートorブルーシート
「レジャーシートorブルーシート」は、クラッシュパッドを汚れや水濡れから守るために、下に敷いて使います。
100均のレジャーシートとかでも良いですが、ちゃんとしたブルーシート(シルバーシート)のほうがタフで便利です。
荷物置き場や休憩スペースにもなります。
サイズは汎用性の高い1.8×1.8mのものがおすすめです。
柄の長いブラシ
「登ったあとはブラッシング」
これは、外岩のマナーです。
高いところにあるホールドも掃除できるよう、柄の長いブラシも必需品となってきます。
パーティで1本あればOKなので、同行する仲間に確認し、必要に応じて準備しましょう。
パモブラシが安定!
トポ
トポとは、課題や岩場の情報が掲載されているクライミング専用の地図です。
トポをみて岩を探したり、ライン(課題)を確認したりします。
一口にトポといっても、複数エリアが網羅されたものや、ひとつのエリアに特化したものなど、さまざまです。
岩場の情報は「日本フリークライミング協会」のWebサイトでも発信されてます。
岩場に関する最新情報なども掲載されているので、登りに行く前にサラッと目を通しておくことを、個人的には推奨します。
ファーストエイドキット
怪我をしたときのためにも、ファーストエイドキットの準備は必須です。
特に「骨折、出血」には充分に対応できるようにしておきたいですね。
ヘッドライト
「登るのに夢中で、気がついたら暗くなってた」なんてこともあります。
外岩は不安定な道が多い場所。
なので、片手がふさがってしまう光源(例:スマホのライト等)は危険です。
両手がフリーになるヘッドライトを備えておきましょう。
飲食物
大自然の中で遊ぶので、非常食も兼ねて、飲食物は「ちょっと多いかな?」くらいが安心です。
寒い日のカップラーメンは最高なので、ぜひお試しあれ。
足ふきタオル
足ふきタオルはクライミングシューズを拭くのに使います。
ソールに土が付いているとスリップする危険があるためです。
岩に取りつく前にソールの汚れを落としておくと、安心してトライできます。
30Lくらいのリュック
外岩の必需品、最後に紹介するのはリュックです。
容量は30Lくらいのものをおすすめします。
普段使っているもので全然OKなので、すでにお持ちの方は新たに買い足す必要はありません。
以上で「外岩の持ち物|必需品」の紹介をおわります。
外岩の持ち物|場合によっては必要なもの
ここからは、外岩で場合によっては必要なものを6つ紹介していきます。
季節や天候によって取捨選択をお願いします!
雨具
天候が怪しい日には雨具があると安心です。
山の天気は変わりやすいと言いますし、備えておいて損はありません。
私はいつもリュックの片隅に忍ばせてます。
防寒着
外岩には暖房がありません。
なので、寒さには耐えるしかないです。
そして、外岩はあなたの想像以上に寒いところです。
「いかに体を冷やさないか?」というのも、外岩における重要なテクニックになってきます。
寒い時期は防寒をしっかりしていきましょう。
おまもりとして、ユニクロのウルトラライトダウンをリュックに入れておくと安心です。
ホッカイロ
防寒具としてはホッカイロも外せません。
クライミングシューズを温めるのにも使えます。
冷えたシューズを履くのは苦痛でしかありません。
寒い時期のホッカイロは、個人的に必需品です。
虫除けグッズ
暑い時期には虫に注意です。
快適に楽しみたいなら虫除けグッズも必要となってきます。
「とにかく虫に刺されたくない!」という方には、第2類医薬品に該当するような強力な虫除けスプレーがおすすめ。
肌が弱い方やお子さん向けには、天然成分配合で肌に優しいものもあります。
日焼け止め
陰ができる山の中ならそこまで気にしなくてOKですが、ひらけたスポットで登るときは紫外線にご注意を。
日焼けしたくない方には日焼け止めがあるといいですよ。
携帯トイレ
持っててよかった携帯トイレ。
リュックに入れておくだけで心にゆとりが生まれます。
お腹が弱い人はぜひ備えておきましょう。
以上で「外岩の持ち物|場合によっては必要なもの」の紹介をおわります。
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外岩の持ち物|あると便利な物
ここからは、外岩であると便利なものを7つ紹介していきます。
アプローチシューズ
アプローチシューズは、クライミングに特化したアウトドアシューズです。
クライミングゾーンという箇所があり、簡単なクライミングができるようになってます。
グリップ性も高く、悪路でも滑りにくいです。
ただ正直なところ、アプローチ(岩場に着くまでの道のり)が優しい岩場に行く際は、普通のアウトドアシューズやスニーカー等でも代用できたりします。
買うか買わないか非常に迷うアイテムです。
筆者はある岩場(城ヶ崎シーサイド・ロック)に行ったときに必要性を感じたので購入しました。
そのときのエピソードは下記の記事に書いてます。
一足持っていれば便利は便利だし、安心は安心。
外岩が決まったタイミングで「えいや!」と買ってしまうのもアリです。
サンダル
サンダル(クロックス)を持っていく人も多いです。
岩場でちょっと移動するときに重宝します。
サブマット(お風呂マット)
クラッシュパッドのサブとしてお風呂マットがあると便利です。
クラッシュパッドの隙間を埋めたり、座った状態からスタートするときに使います。
価格も安く、手を出しやすいところかと。
装備がまだ揃いきってない初心者さんでも手軽にパーティに貢献できるアイテムです。
お風呂マットは超便利!
トートバッグ
個人的にプッシュしたいのがトートバッグ。
荷物を簡単に素早くまとめられるので、エリアチェンジのときに便利です。
おすすめ製品は以下の2つ。
どちらの製品も、「軽く」「安く」「かさばらず」「水に強い」ため、アウトドアでの使用に適してます。
調理セット
せっかくのアウトドアなので、ソトメシを楽しんではいかがでしょうか?
調理セットがあれば、簡単なアウトドア料理が作れます。
外で食べる温かいごはんは美味しいですよ!
スマホ三脚
クライミング動画を撮影するとき、やっぱり便利なのがスマホ三脚です。
筆者はコンパクトなものを使ってます。
使い勝手を優先したい場合は、ある程度しっかりしたものがおすすめです。
モバイルバッテリー
動画を撮っているとスグに電池がなくなってしまいます。
そんなときのために、モバイルバッテリー。
以上で「外岩の持ち物|あると便利なもの」の紹介をおわります。
外岩における筆者の基本装備
筆者の外岩基本装備は下記のとおりです。
品目をタップすると説明箇所へジャンプできるので、よかったらご活用ください。
筆者の外岩基本装備 | |
品目 | 要否 |
クライミングシューズ | 必ず持参 |
チョーク&チョークバッグ | 必ず持参 |
クラッシュパッド | パーティで足りるよう調整 |
ブルーシート | 必ず持参 |
柄の長いブラシ | パーティで足りるよう調整 |
トポ | 必ず持参 |
ファーストエイドキット | 必ず持参 |
ヘッドライト | 必ず持参 |
飲食物 | 必ず持参 |
足ふきタオル | 必ず持参 |
30Lくらいのリュック | 必ず持参 |
雨具 | 必ず持参 |
防寒具 | 季節による |
ホッカイロ | 季節による |
虫除けグッズ | 季節による |
日焼け止め | 必ず持参 |
携帯トイレ | 必ず持参 |
アプローチシューズ | 必ず持参 |
サンダル | 持っていかない |
サブマット(お風呂マット) | 必ず持参 |
トートバッグ | 必ず持参 |
調理セット | 余裕があれば |
スマホ三脚 | 必ず持参 |
モバイルバッテリー | 必ず持参 |
かなり整備された岩場(例:御岳)に行く場合は、雨具を省くなど、もう少しラフな装備になります。
このあたりの感覚って、パーティによって違ったりしますし、実際に岩場に行ってみないと分からないので難しいです。
はじめて外岩に行く方は、私の装備を参考にしつつ準備していただけたらと思います。
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外岩の持ち物 まとめ
本記事は「外岩の持ち物、ボルダリング編!初心者さんに向けてわかりやすく解説」について書きました。
最初は貸していただけたりするものもありますが、自立したクライマーになるためにも「外岩の必需品」については早めに揃えたいですね。
外岩は最高なので、チャンスがあればぜひ飛び込んでみてください!
本記事があなたのお役に立てば幸いです。
以上、アキラ(@akira_sotoasobi)でした。