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アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GTXを徹底レビュー!

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アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEXをクライマーがレビュー! アイキャッチアプローチシューズ

どうも、歴7年のクライミング愛好家、アキラです。

リードやマルチピッチもたしなんでます。

Twitter → @akira_sotoasobi

アプローチシューズがずっとほしかったのですが、よくある”ザ・クライミング”っぽいデザインがどうも苦手でした。

せっかく買うなら街でも履きたかったので、タウンユースできそうなモノを探していたところ、ついに見つけたのがコレ。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX 選んだ理由 デザイン

アークテリクスの「コンシールFL2 GTX」です。

(※GTXとはGORE-TEXの略)

本記事では、筆者がコンシールFL2 GTXを3ヶ月履いてみた感想を、クライマーという観点から書いていきます。

結論から言うと、買ってホントによかったです。

気に入っている点
  • アーバンなデザイン
  • 防水性がある
  • 軽快に歩行できる
  • しっかり登れる
  • ビレイ時も安定
  • 意外と汚れに強い
  • 爪先の防御力が高い

とはいえいくつかイマイチポイントもあったので、包み隠さず、ぶっちゃけていきます。

それではいってみましょう。


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アークテリクス コンシールFL2 GTXの外観、特徴

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEXをクライマーがレビュー! アイキャッチ

コンシールFL2 GTX」はアークテリクスが製造/販売しているアプローチシューズです。

本項目ではコンシールFL2 GTXの外観、特徴について書いていきます。

アウター

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX 全体像

まず、全体像はこんな感じです。

筆者が選んだカラーは黒。

どこまでも黒一色で、アプローチシューズなのにドレッシーな印象さえ受けます。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 レース部のアップ

レース穴はなく、レースにレースを通すというスタイルです。

アキラ
アキラ

編み込みが美しい!

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX ベロ

タンには「ARC’TERYX」と入ってます。

左右で逆になってるのが、なんとも乙ですね。

履き口の厚さはメレル社の「モアブ ローカット」よりも薄め。

横方向への安定性はモアブ ローカットに軍配が上がります。

【メレル モアブ ローカット レビュー】長靴代わりにもなって便利!アースカラーが格好良いトレッキングシューズ。
本記事では、メレルが製造/販売しているトレッキングシューズ、「モアブ ローカット」の紹介とレビューをしてます。筆者のモアブは、購入してから2年くらい経ちました。結論を言うと良い靴です。ただ、「適した使用シーン」と「やや適していない使用シーン」に分かれます。記事内では、そんな使用シーンについても書いてます。

 

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX トゥボックス

トゥボックスは爪先をしっかりカバー。

足を保護してくれます。

アプローチシューズの堅牢性

これが、筆者的に譲れないポイントでした。

アッパーがペラペラな靴をアプローチシューズとして履いていた頃、足を岩にぶつけてとても痛い思いをしたのです。

私はリードクライミングもやるので、ビレイヤーとして、足元はなるべくしっかりしておきたいところ。

以上より、アプローチシューズの堅牢性は絶対に譲れないポイントでした。

コンシールFL2 GTX」の堅牢性は筆者的に問題なく、フィールドで使った感じにも満足してます。

側面はこんな感じ。

全周の下半分がグルっとコートされているため、意外と汚れに強いです。

ドロがついても拭けばキレイになります。

「黒って逆に汚れが目立つかな…」と思っていたのですが、嬉しい誤算でした。

また、ゴアテックスが使われているため水にも強いです。

ただ少しムレます。

防水性と透湿性に優れたゴアテックスといっても、完璧ではありません。

ムレるのはゴアテックスの宿命です。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX 側面 コンシールの文字

シューズの外側にくる側面には「KONSEAL FL」と入ってます。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX ヒール

こちらはヒール部。

しっかりしており、潰して履くことはできません。

これは、アプローチシューズに堅牢性を求める筆者にとって嬉しいポイントです。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX カラビナホール2

ヒールの片側には、ゴアテックスとアークテリクスのロゴが入ってます。

控えめでいい感じです。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX カラビナホール1

ヒール部にはカラビナホールを完備。

タグの末端が別々の箇所に縫製されているため、ホールが閉じないようになってます。

この縫製方法は初めて見たので、正直、驚きました。

アキラ
アキラ

こだわりを感じる縫製!

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX ソール取り外し

インナーソールは取り外せるようになってます。

以上で、コンシールFL2 GTXのアウターに関する説明をおわります。

ソール

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX ソープパターン 全体像

コンシールFL2 GTX」のソールパターンはこんな感じです。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX ソールパターン2

配置された複数の十字パターンが地面を捉えます。

トレッキングシューズに比べるとソールの高さは低め。

それゆえにフットホールドからの情報を充分に教えてくれます。

アキラ
アキラ

足裏感覚がある!

薄すぎて足がスグ痛くなるわけでもない、絶妙なソール設定です。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX ソール クライミングゾーン

先端には”クライミングゾーン”を完備。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX スタンスに立っているところ

”クライミングゾーン”があることで、普通のトレッキングシューズではちょっと無理そうなスタンスにも立つことができます。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX ビブラムメガグリップ

ソールラバーにはビブラム社のメガグリップを採用。

これ、めちゃくちゃフリクションが良いです。

試着したとき、お店の床にキュキュっと音をたて吸いつきました。

もちろんフィールドでも、

  • 下地が土の坂道
  • 乾いた岩の上
  • 濡れた岩の上

以上のようなシチュエーションで安定したフリクションを提供してくれます。

筆者のアプローチシューズ遍歴

私は何足かアウトドアシューズを履いてきたのですが、フリクションに関しては「コンシールFL2 GTX」がもっとも優れていると感じました。

以上で、コンシールFL2 GTXのソールに関する説明をおわります。

重量(片足約343g)

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX 重量

コンシールFL2 GTX」の重さは片足約343gです。

軽いため、サクサク歩けます。

なんなら走れます。

軽量で堅牢な靴ってあまり無いんですよね。

「コンシールFL2 GTX」は、軽量性/堅牢性/デザインのすべてが私にフィットするアプローチシューズでした。

アークテリクス コンシールFL2 GTXを履いてみた

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX 履いてみた1

「コンシールFL2 GTX」を実際に履いてみるとこんな感じになります。

アキラ
アキラ

黒スキニーとよく合う!

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX 履いたところ2

アプローチシューズっぽくないルックスなのでタウンユースしやすいです。

事実、街でも履きまくってます。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX 履いたところ アップ

ドレッシーな要素もただよいます。

コンシールFL2 GTXは、街でも岩でも履ける、そんなアプローチシューズです。

アークテリクス コンシールFL2 GTXのサイズ感

自分 足 サイズ①

筆者の足のサイズは以上のとおり。

朝一番の、むくんでいないときに測りました。

クライミングシューズはEU38(※スクワマの場合)を履いてます。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX サイズ

そんな私は、コンシールFL2 GTXの27.5cm(UK9/EU43_1/3)をチョイス。

普段履いてるスニーカーも27.5cmです。

結論から言うと、このサイズ感でOKでした。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX UK9 余裕感

指一本入るくらいの余裕がありますが、サイズを攻めすぎると爪先がぶつかって痛いので、これくらいがいいです。

ほどよくゆとりがあり、歩きやすい。

ホールドをちゃんと踏みたいときはレースで調整します。

(私の師匠は、もっとちゃんと踏みたいとき、靴の隙間に詰め物を入れます)

サイズ選びの参考になれば幸いです。


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アークテリクス コンシールFL2 GTXの使用レビュー

本項目では、筆者が「コンシールFL2 GTX」を使った感想を書いていきます。

これまでの繰り返しとなる箇所もありますが、どうかご容赦ください。

片足約343g。軽快な履き心地。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX 重量

まず、軽くて良いです。

片足約343gは軽量です。

個人的に、靴は片方400gを超えたあたりから”重い靴カテゴリ”に分類してます。

コンシールFL2 GTXは軽量なので、軽快な歩行が可能です。

ちなみに、いくつかの靴の重さを比較すると次のとおりとなります。

シューズの重量比較
分類種目、製品名片方あたりの重量
筆者所有軽量なトレランシューズ約299g
筆者所有ニューバランスのスニーカー約317g
所有外スカルパ イグアナ約320g
本記事で紹介コンシールFL2 GTX約343g
所有外スポルティバ ボルダーX約400g
筆者所有メレル モアブ ローカット約460g
筆者所有ミドルカットの軽登山靴約638g
アキラ
アキラ

参考までにどうぞ!

ほどよい堅牢性。ビレイ時も安定。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX トゥボックス

爪先部がしっかり保護されているため、歩行やビレイ時でも安心です。

岩にぶつけても大丈夫。

爪先を岩にぶつける痛みはもう味わいたくないので、ありがたいです。

軽量性と堅牢性を兼ね揃えた一足となってます。

フリクション良好。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX ビブラムメガグリップ

コンシールFL2 GTX」にはソールにビブラムソール”メガグリップ”が使われてます。

フリクション良好で、滑りにくいです。

 
 
 
 
 
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岩場にも履いていきましたが、全く問題ありませんでした。

しっかり歩けるし、スタンスにも立てます。

足裏感覚がある。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX 岩場で履いてるところ

これにも驚いたのですが、なんと足裏感覚があるのです。

なので、(さすがにクライミングシューズまでとはいきませんが)ホールドを意識した登攀ができます。

これは、スタンスが小さかったり、バランスが悪いところでありがたい要素です。

横方向への安定性は他の靴のほうが高い。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEXとメレル モアブ ローカット比較

筆者がアプローチシューズ代わりに履いていた「メレル モアブ ローカット」のほうが、横方向への安定性が高いです。

筆者の場合、「コンシールFL2 GTX」で悪路を適当に歩いていると、グニッっとなる危険があります。

なので、アプローチシューズに高い安定性を求める方には、コンシールFL2 GTXは正直おすすめできません。

もっと堅牢な、別のアプローチシューズを選ぶことを推奨します。

私は、「デザイン/軽量性/耐水性/ほどよい堅牢性/ほどよい安定性」からコンシールFL2 GTXを選びました。

意外と汚れに強い。

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX 周辺コート

コンシールFL2 GTX」は意外と汚れに強いです。

ご覧の通り、靴の外周がグルッとコートされています。

これにより、汚れがついても落としやすいというメリットがあります。

「黒って汚れが目立つかな…」と心配だったのですが、嬉しい誤算でした。

ゴアはどうしてもムレる。けど防水性はバッチリ!

コンシールFL2 GTXにはゴアテックスが使われてます。

ゴアテックスは防水性と透湿性を兼ね揃えた素材。

水は通さず、汗の蒸気は抜けるという特徴を持ってます。

これだけ聞くと神素材なのですが、そうは言っても多少はムレるのです。

アキラ
アキラ

ムレはゴアテックスの宿命…。

そのかわりに、防水性はバッチリ。

雨でも全然大丈夫です。

コンシールシリーズにはゴアテックスが使われてないバージョンもあるので、ここで紹介させていただきます。

❏ 楽天市場

筆者のアプローチシューズ遍歴

筆者のアプローチシューズ遍歴

  1. アルトラ:スペリオール
  2. メレル:モアブ ローカット
  3. アークテリクス:コンシールFL2 GTX

筆者のアプローチシューズ遍歴は以上のとおりです。

トレランシューズ→トレッキングシューズ→コンシールFL2 GTXという流れで推移してきました。

C3fit ペーパーファイバー5フィンガーソックス 履いたところ1

1足目にトレランシューズを履いていたのは、軽快に歩きたかったから。

しかし次の問題点に気付いたので、使用をやめてしまいました。

トレランシューズ アッパーが薄い

アッパーが薄い

このトレランシューズはアッパーが薄いです。

これを履いているとき、岩に足をぶつけてしまい、とても痛い思いをしました。

メレル モアブ ローカット アイキャッチ

2足目に履いていたのは「メレル モアブ ローカット」というトレッキングシューズ。

これは、サバゲー用シューズとしても使っている汎用性の高いモデルです。

グリップ力良好で、歩行もそこそこ軽快。

メレル モアブ クライミングゾーン無し

クライミングゾーンが無い

クライミングゾーンはありませんが、自分の場合、そもそも必要とするシーンがなく、メレル モアブ ローカットで満足してました。

ある岩場に行くまでは…。

城ヶ崎 シーサイド アプローチ、登り返し核心

その岩場とは、「城ヶ崎シーサイド・ロック」です。

アプローチは懸垂下降で、帰りは懸垂下降路を登り返す必要があります。

落ちたら大怪我を免れない中、クライミングゾーンの無いメレル モアブ ローカットで登り返すにはスペック不足だと思ったのです。

この経験から「ちゃんとしたアプローチシューズを買おう」と考えるようになりました。

アキラ
アキラ

アプローチシューズは必要…!


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アークテリクス コンシールFL2 GTXを選んだ理由

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEX 外観

コンシールFL2 GTX」を選んだ理由は次の7つです。

選んだ理由
  1. デザインが好みだったから
  2. 防水性があったから
  3. 片足約343gと軽量だったから
  4. 爪先の防御力が高めだったから
  5. カカトがしっかりしていたから
  6. 街でも岩でも使えそうだったから
  7. 試着時、ソールのフリクションに感動したから

最終的な決め手となったのはデザインです。

クライミングクライミングしてない、街でも履けるようなデザインに惹かれてコンシールFL2 GTXの購入を決めました。

性能についても満足してます。

「いろいろ求めすぎた結果、微妙になる」というのがアウトドア道具の定番ですが、コンシールFL2 GTXはどの要素もちょうどいいバランスを保ってます。

結論、買ってよかったアプローチシューズです。

アークテリクス コンシールFL2 GTX レビューまとめ

アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GORE-TEXをクライマーがレビュー! アイキャッチ

本記事は「アークテリクスのアプローチシューズ、コンシールFL2 GTXを徹底レビュー!」について書きました。

コンシールFL2 GTX」は、アーバンなデザインのアプローチシューズです。

軽快な履き心地と、悪いアプローチにも対応できる性能。

そのルックスから、街でも活躍してくれます。

気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

以上、アキラ(@akira_sotoasobi)でした。

❏ 楽天市場

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