どうも、アキラ(@akira_sotoasobi)です。
本記事では、テント泊登山にオススメの装備品を5つ紹介します。
どれも私が実際に使ってみて「これにして良かったなぁ」と感じてるモノ達です。
内訳は以下のとおり。
- テント:エアライズ2(アライテント)
- シュラフ:オーロラ450STD(ナンガ)
- スリーピングマット:シンマット ウィンターライト(EXPED)
- 座布団:Zシート(サーマレスト)
- 照明補助小物:ランタンシェード(モンベル)
軽さが正義の登山ですが、軽さを追求するあまり、耐久性/居住性/使い勝手が悪くなることも…。
これから紹介する5つの装備品は、最軽量という訳ではありませんが、その分、耐久性/居住性/使い勝手に優れています。
本記事は以下の方にオススメです。
- テント泊登山に挑戦したい初心者さん
- テント泊装備を見直している経験者さん
それでは行ってみましょう!
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【テント】アライテント エアライズ2
まず最初に紹介するのは、アライテントが販売している山岳テント、「エアライズ2」です。
カラーはオレンジとグリーンの2色展開。
私は山で目立つようにオレンジを選択しました。
私のテント内レイアウトはこんな感じ。
テント泊登山はテント内で生活する時間も長いです。
なので、テント選びの観点として「居住性」を重視するのも選択肢の一つ。
エアライズ2は、アライテント公式ページで”2人用(最大3人)”と表記されていますが、私は1人用としてゆったり使っています。
エアライズ”1″と”2″の重量差は190gです。
エアライズ2は、テント本体にフライシートを被せるダブルウォール構造。
軽量性を求めるならシングルウォール構造のテントもアリですが、ダブルウォールもフィールドでの取り扱いが楽で良いですよ。
雨のとき、前室があるのは有り難い!
エアライズ2はオプション品も充実してます。
上の写真は、私が使用しているオプション品。
アンダーシート(写真:左)とギアハンモック(写真:右)というモノです。
アンダーシートは、ダメージや水濡れを軽減させるために、テントの下に敷いて使います。
ギアハンモックはテントの天井に吊り下げて使います。
テント内はけっこう細々したモノでゴチャゴチャするので、こうして1箇所にまとめられるのは嬉しいです。
私が山に持っていくエアライズ2関連アイテムは、これくらいの分量。
テント本体やフライシート、アンダーシートはギュッと押し込めるので、バッキング時には更にコンパクトになります。
重量は約1.93kgです!
エアライズ2を使ってる人は多く、山ではけっこう被ります。
”人とは違うテント”が欲しい方にはちょっと適しませんが、間違いない一張なのでオススメですよ。
【シュラフ】ナンガ オーロラ 450STD
「オーロラ 450STD」はナンガが製作したマミー型シュラフです。
3シーズン用のカテゴリに属しており、650フィルパワーのダウンが450g封入されています。
限界使用温度:マイナス 8℃
3シーズン用のシュラフは活用シーンが多いため重宝します。
ナンガはアパレルにも力を入れており、個人的に大好きなブランド。
そんなナンガのアイテムは使っていてテンションが上ります。
- ドローコード
- ドラフトチューブ
- ダブルジッパー
- etc…
ナンガ オーロラ450STDは細部にも妥協ナシ。
寒さ対策や使い勝手もバッチリです。
ナンガ オーロラ450STDの最大の魅力は、水に強いオーロラテックスが使われていること。
オーロラテックス
多孔質ポリウレタン防水コーティング加工を施したナイロン生地。防水性を高めると蒸気透湿性が低下するという問題を高レベルで解決した素材。2レイヤ地で20,000mm・透湿性6,000g/m2/24hrs、という高レベルの防水透湿性能を持っています。
公式サイトには以上のような説明がされてますが、要は”水に強くムレにくい”ということです。
オーロラテックスの防水力。 pic.twitter.com/vMsDT7bq0n
— アキラのソトアソビ (@akira_sotoasobi) March 8, 2020
このように、少し濡れるくらいなら問題ナシ。
テント内は結露することもあるので、水対策をやるに越したことはありません。
ナンガ オーロラ450STDならシュラフカバーを使わなくてもOKなので、装備の簡略化ができます。
オーロラテックスはしっかりした素材なので、引き裂きのリスクをあまり気にせず使える点もGood!
「シュラフを引っ掛けて破いてしまった」という心配も少なくて良いです。
何気に、雑に扱えるということが一番のお気に入りポイントかもしれません。
道具への信頼を表すかのように、ガシガシ使っています。
まとめると、ナンガ オーロラ450STDは以下のようなシュラフです。
- 3シーズン用
- 水に強いオーロラテックスが使われている
- 引き裂きに強く、ガシガシ使える
- 細部の機能も文句ナシ
ダウンもフカフカで気持ちいいですよ!
▼私のオーロラ450STDは廃番のため、スペックの近いシュラフを添付します。
【マット】EXPED シンマット ウィンターライト
「シンマット ウィンターライト」はEXPEDが販売していた空気注入タイプのスリーピングマットです。
(2020年3月現在は廃番となっていますが、後継機が販売されています)
テント泊登山におけるスリーピングマットは、大きく分けて、
- 折りたたみ式
- 空気式
の2つに分類されます。
折りたたみ式は設営/撤収が楽でいいのですが、私はコンパクトに携行できる空気注入タイプを愛用してます。
シンマット ウィンターライトの重量は約438g。
これは、500mlのペットボトル1本分と同じくらいの重さです。
シンマット ウィンターライトはリペアキットも付属してます。
スタッフサック内に収納スペースがあるので、もし穴が開いても、その場で応急処置できます。
スリーピングマットには、断熱性を表す”R値”という指標があります。
数値が高いほど断熱力が高い(R値1.5のマットより、R値2.5のマットの方が断熱力が高い)
シンマット ウィンターライトのR値は4.9です。
折りたたみ式マットの代表的な製品、サーマレスト Zライト ソルのR値が2.6なので、シンマット ウィンターライトの方が断熱性に優れています。
0℃を下回る外気温でのテント泊で使いましたが、高い断熱性のおかげで、底冷えすることなく熟睡できました。
シンマット ウィンターライトを専用のスタッフサックに収納すると、これくらいの大きさです。
コンパクトで嬉しい!
空気注入弁はこんな感じ。
ホントは専用のポンプで空気を入れるのですが、私は浮き輪のように息で膨らましています。
以上、EXPED シンマット ウィンターライトの紹介でした。
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【座布団】サーマレスト Zシート
「Zシート」はサーマレストが販売しているアウトドア用座布団です。
サーマレストは、折りたたみ式スリーピングマットで有名なメーカー。
Zシートは「スリーピングマットが座布団になった」ようなアイテムです。
サイズは以上の通り。
お尻に敷いても充分なゆとりがあります。
Zシートの重量は約60g。これは、Mサイズの卵と同じくらいの重さ。
エアライズ2も含め、山岳用のテントって底が薄いので、直接座るとお尻が痛かったりします。
地面からの冷気で冷えてしまうことも…。
そんなときに座布団があると便利です。
スリーピングマットでも代用できますが、それだと大きすぎるため、テント内では使いづらかったりします。
Zシートはコンパクトなので取り回しも楽。
クッション性も高く、地面のデコボコ感を軽減してくれます。
カラーは表がコヨーテブラウン、裏がグレー。
もちろん、小休止で使ってもOK!
Zシートがあればお尻を汚すこともありません。
まとめるためのゴムバンド付き。
本体と一体型なのが嬉しい!
Zシートには水に強い素材が使われている点もGood!
水が染み込まないので、濡れてもサッと拭けば簡単に水気を切ることができます。
登山における座布団って正直なくてもいいモノですが、結構便利なので、私にとっては必需品です。
【照明補助小物】ランタンシェード
テント泊登山にオススメの装備品、最後に紹介するのは、モンベルが販売している照明補助小物「クラッシャブル ランタンシェード」です。
その重量わずか5g。
羽のように軽く嵩張らないので携行性に優れています。
使い方はとっても簡単。ヘッドライトに被せるだけです。
これでヘッドライトの光をランタンのように拡散してくれます。
暗所で使ってみるとこんな感じ。
テント泊登山はテントの中にいる時間も長いので、このような照明が一つあると便利だし、安心します。
ランタンシェードの素材は頑丈で引き裂きに強い30デニール・リップストップナイロン生地。
グシャグシャっと丸めてもOKなので、取り扱いが楽です。
天井に吊り下げれば、テント内全体を照らし、居住性を高めてくれます。
まとめると、ランタンシェードには以下のような特徴があります。
- 携行のストレスが少ない
- ヘッドライトを生活照明に変える
テント泊登山を影からサポートしてくれますよ。
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テント泊登山でオススメの装備品 まとめ
本記事は「【耐久性/居住性も大事】テント泊登山にオススメの装備品5選」について書きました。
▼まとめ/もう一度読む
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
この記事があなたのテント泊装備選びの参考になれば幸いです。
以上、アキラ(@akira_sotoasobi)でした。