どうも、アキラ(@akira_sotoasobi)です。
GoProには数多くのマウント系アタッチメントがありますが、ひとつひとつの活用シーンは意外と限定的だったりします。
撮影場所が変わるたびにマウントを付け替えるのは、ぶっちゃけ面倒です。
”できればひとつのアタッチメントで完結させたい”
そんな方に向けて、とある人気製品を紹介します。
「TELESIN クリップマウント」です。
- 深めのクリップにより安定性充分
- マウントを回すには少し力がいる
- アタッチメントをまとめられる
- 撮影をスムーズに切り替えられる
- 歩行時のアングル設定は少し大変
本製品は、バックパックの肩ストラップに挟むことで”手ぶら撮影”を可能にするものです。
ただ実際に使ってみたところ、アングル設定が少し大変でした。
撮影の切り替えがスムーズな点や撮影バリエーションが多い点はとてもよかったです。
点数を付けるとしたら83点といったところでしょうか。
デメリットはあるものの、なんだかんだで気に入っているアイテムです。
この記事では、「TELESIN クリップマウント」のいいところ、イマイチなところを正直にレビューしていきます。
TELESIN クリップマウントの外観
・クリップマウント本体
・GoPro取付用ネジ
「TELESIN クリップマウント」の同梱物は以上のとおりです。
外観はこんな感じ。
大きなクリップの上に回転するマウントがついてます。
— アキラのソトアソビ (@akira_sotoasobi) December 29, 2021
マウントは15度刻みで360度回転する仕様です。
カメラ角度も約180度の変更が可能。
クリップ内側はギザギザになってます。
バネは少し硬めですが、片手で充分にひらけるので安心してください。

握力が弱い私でも大丈夫でした!
最大開口幅は約4.2cm。
裏面はこのようになってます。
大きさは約6cm x 4cm x 5cmです。

手のひらサイズ!
本体重量は74gでした。
「GoPro HERO9」とあわせると234gです。
以上で「TELESIN クリップマウント」の外観紹介をおわります。
TELESIN クリップマウントの撮影バリエーション
いろいろなところに挟んで
「TELESIN クリップマウント」の主な活用シーンとして、”バックパックの肩ストラップに挟んで撮影”が挙げられます。
肩ストラップに挟むことで、手ぶらでの撮影が可能です。
クリップで挟めるならどんなところにも固定可能。
カーテンに挟めば定点撮影ができます。
他にも、車のサンバイザーなど、いろいろなところに挟んで撮影できるのがクリップマウントの最も大きな特徴です。
小さな三脚として
小さな三脚としても使えます。
これがけっこう便利です。
これだけ背が低く、狭いスペースに設置できる三脚はなかなかありません。
少しのスペースがあれば設置できるクリップマウントは、三脚としても意外と使えるのです。

卓上三脚としても使えます。食事シーンの撮影に良さそうですね。
また、ローアングルからの映像は独特で、おもしろみがあります。
「TELESIN クリップマウント」は、
- 一風変わったアングルで撮影してみたい
という人にもおすすめなアタッチメントです。
簡易的な自撮り棒として
マウントを180度回してあげれば、簡易的な自撮り棒になります。
ぶっちゃけこれはオマケみたいな機能ですが、アタッチメントを付け替えることなく自撮りに移行できるのは嬉しいですね。
人に撮ってもらうときなどにも活用してみてはいかがでしょうか?
TELESIN クリップマウントの使用レビュー
ここからは、「TELESIN クリップマウント」を使ってみて感じたことを書いていきます。
深めのクリップにより安定性充分
「TELESIN クリップマウント」はクリップ部が長いため、挟む対象を深くとらえることができます。
クリップ部が短いものだと”噛みつき”が浅く、安定しない場合があるのです。
- 深めのクリップ(約6.4cm)
- クリップ内側のギザギザ
- 強いバネ
により、ショルダーストラップに”がぶり”と噛みつきます。
ゆえに安定性が高いです。
歩行時における脱落の不安はほとんど感じませんでした。
マウントを回すには少し力がいる
— アキラのソトアソビ (@akira_sotoasobi) December 29, 2021
マウントのロックが固いため、回すには少し力がいります。
使い始めた当初はそれがちょっと気になりました。
ただロックが固い分、定めた角度をしっかり維持してくれます。
ロックの固さは使っていれば慣れるので、大きなマイナスではありません。
アタッチメントをまとめられる
1台何役にもなるので、GoProのマウントアタッチメントをひとつにまとめられます。
これは、
- 身軽に外出したい人
- 撮影機材を減らしたい人
- シンプルな撮影スタイルを構築したい人
にとって大きな魅力です。
後述の気になるポイントはありますが、私はクリップマウントによるシンプルな撮影スタイルがけっこう気に入ってます。
撮影をスムーズに切り替えられる
撮影をスムーズに切り替えられる。
これも「TELESIN クリップマウント」の魅力です。
ショルダーストラップからサッと取り外せば、あっという間にハンディカムに大変身。
急な撮影チャンスが来ても大丈夫です。
歩行時のアングル設定は少し大変
「TELESIN クリップマウント」は、クリップの角度や挟む位置を変えることでアングルを設定します。
バックパックに挟んで撮影する場面において、そのアングル設定が少し大変だと感じました。
こちらはクリップマウントで撮影テストをした方のYouTube動画。
ご覧のとおり、アングル設定に失敗すると、斜めに歩いているような動画になってしまいます。
完璧に設定したと思っても、身じろいだときにショルダーストラップの位置が変わってしまい、「気づいたら少しズレた方向を撮影していた」なんてことも。
私はそれがけっこう気になりました。

完璧な道具ってないんですねぇ…。
しかし、本製品には、
といった魅力的な側面もあります。
クリップマウントじゃないとできない撮影も多いです。
軽くてコンパクトなので携行の負担が少ない点もgood。
以上を踏まえ、「なんだかんだ言ってもあると便利。旅動画撮影の強い味方。」というのが正直な感想です。
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GoPro用クリップマウントの比較とおすすめな人
クリップマウント |
|
360°回転式 クリップマウント |
|
ボールジョイント クリップマウント |
|
スイベルクリップ |
|
360°回転式クリップマウントはネック(カメラ接続部)も回転するため、より多彩なアングルで撮影できます。
同様に、ボールジョイントクリップマウントもアングル調整が得意。
以上より、アングルにこだわりたい人には「360°回転式クリップマウント」と「ボールジョイントクリップマウント」が適していると個人的には思います。
金属面にくっつけて撮影したい人、純正品が好きな人には「スイベルクリップ」がいいですね。
そんな中、私が「TELESIN クリップマウント」を選んだ理由は次のとおり。
- 作りがシンプルだから
- 価格がリーズナブルだから
- レビューが多く、高評価だから
– 2,400件以上のレビュー
– 平均評価★★★★☆
– 現在のレビュー状況を見てみる
私は物に対して、「機構が増えると、それだけ壊れやすくなる」という考えを持っているので、ミニマムな機能で完結しているTELESIN製のクリップマウントを選びました。
決め手となったのは圧倒的なレビュー数と平均評価の高さですね。
購入して約1年経ちますが、壊れることなく使えているのでよかったです。
GoPro用クリップマウントと一緒に揃えたいアタッチメント
クリップマウントと一緒に揃えたいアタッチメント、「Blackbeetle GoProミニ保護ケース」を紹介します。
この保護ケースは下部が開いているため、GoProをマウントに乗せたままでも取り付けることが可能です。
使用イメージはこんな感じ。
保護カバーを付けることで、”動画撮ってます感”を完全に消し去ることができます。
バックパックにクリップマウントをつけて撮影していると、すれ違う人を驚かせてしまい、ビックリした顔を向けられることがたまにあります。
筆者は気が小さいので、人通りがあるところで撮影するときは、いつもけっこうビクビクしながらカメラを回しているのです。
撮影中はさておき、カメラを回してないときも人を驚かせてしまうのは、私の精神衛生的にもよくありません。
かといって、GoProとクリップマウントのセットをバックパックからいちいち出したり入れたりするのもめんどくさい。
「Blackbeetle GoProミニ保護ケース」を使えばGoProの外観を隠せます。
よって、(カメラを回してないときに限りますが)前述した”動画撮ってます感”がなくなり、ビックリした顔を向けられる機会が減るのです。
「Blackbeetle GoProミニ保護ケース」と「TELESIN クリップマウント」を一緒に使うことで、非撮影時、街を快適に歩けるようになりました。

撮影したいときはミニ保護ケースを外せばOK!
以上より、「TELESIN クリップマウント」と「Blackbeetle GoProミニ保護ケース」のコンボはおすすめです。
あわせて検討してみてはいかがでしょうか?
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TELESIN クリップマウント レビューまとめ
- 深めのクリップにより安定性充分
- マウントを回すには少し力がいる
- アタッチメントをまとめられる
- 撮影をスムーズに切り替えられる
- 歩行時のアングル設定は少し大変
「TELESIN クリップマウント」は、その名のとおりクリップ式のGoProマウントです。
アングル設定は少し大変ですが、バックパックなどに取り付けることで”手ぶら撮影”が可能になります。
撮影バリエーションも多く、ひとつあるとなにかと楽しめる製品です。
気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
以上、アキラ(@akira_sotoasobi)でした。

