どうも、GoPro HERO9ユーザーのアキラです。
GoProのハンドグリップマウントには「ショーティ」という純正品があります。
ただ、値段の割に安っぽくて個人的にはイマイチなんですよね…。
「頻繁に使うものなので、なるべく妥協したくない。」
そんなことを思いながらハンドグリップマウントを探していたところ、ひとつの製品がヒットしました。
- 質感が良く、使っていて心地いい。
- アルミ製シャフトで安心感がある。
- 最大約44.3cmまで延長可能。
- カメラ用ネジ穴にも対応。
- グリップ感良好。
- グリップを開けば三脚にもなる。
- マグネットによりグリップがパカパカしない。
使用感はとても良好。
あるひとつの気になるポイントを除けば、ほぼ100点なハンドグリップマウントでした。
この記事では「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」の良いところ、イマイチなところを正直にレビューしていきます。
PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚の外観、スペック
- エクステンションポール&ミニ三脚 本体
- 1/4ネジつきユニバーサルインターフェース
- レバー式ロックピン 2本
- 説明書 など
「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」の同梱物は以上のとおりです。
本体の外観はこんな感じ。
PGYTECHのロゴが印字されている部分とシャフトはアルミ製、その他の箇所は樹脂製です。
GoProのマウントフィンガー部を使えば、「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」と接続できます。
固定にはレバーロック式のピンを使います。
このピン、最初はちょっと固かったですが、使っていくうちに馴染んできました。
いまはスムーズに動作します。
付属の1/4ネジつきユニバーサルインターフェースを使えばネジ固定にも対応。
これでコンパクトデジカメ等も搭載できるようになります。
私のGoProは少しカスタムしてあるため、1/4ネジ穴があります。
なので、1/4ネジつきユニバーサルインターフェースにも搭載可能です。
GoProに1/4ネジ穴を増設するカスタムには、「TELESIN デュアルインターフェースベース」という製品を使いました。
1/4ネジつきユニバーサルインターフェースを通して「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」にマウントするとこんな感じです。
ネックの角度は任意に調整できます。
1/4ネジ穴つきのスマホマウント(別売)を搭載すれば、スマホ用の自撮り棒や三脚としても活用可能です。
ライトと併用すれば、スタンド照明に早変わり。
1/4ネジつきユニバーサルインターフェースがあることにより、いろいろな機材が使えます。
GoProのハンドグリップマウントとしてだけではなく、さまざまな使い道があるのが「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」の魅力です。
サイズと重さ
「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」の本体サイズは以上のとおりです。
長さは、最短が約16.2cm、最長が約44.3cmでした。
重さは、「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」のみの場合が約107g、GoPro HERO9とあわせると約266gでした。
107gはパソコンのマウス1個分とだいたい同じくらい、266gは小さいリンゴ1個分とだいたい同じくらいです。
実際に持ってみても軽く感じます。
GoProを乗せると少し重くなりますが、手が疲れるほどではありません。
重さ的な負担は、私は感じませんでした。
細部
「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」は全体的な質感がとてもいいです。
ロゴが印字されているアルミ部分、グリップやマウント部の樹脂製部品、どれをとっても高級感があります。
シャフトはアルミ製で、伸縮可能です。
シャフトを限界まで伸ばしてみるとこんな感じ。
最長約44.3cmと、けっこう長くなります。
自撮り用途にもピッタリです。
ハンドグリップには滑り止め用の溝が掘ってあります。
ハンドグリップを開くことにより、ミニ三脚としても使用可能です。
地面と平行になるよう、三脚の接地面は斜めにカットされてます。
また、底部には滑り止め用のゴムが張ってあります。
三脚をたたむとこんな感じです。
— アキラのソトアソビ (@akira_sotoasobi) January 16, 2022
グリップ内部にはマグネットが入っているため、脚部をパチっと収納できます。
以上で「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」の外観、スペック紹介をおわります。
PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚の使用レビュー
質感が良く、使っていて心地いい。
「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」は、質感が良く、使っていて心地いいです。
グリップ部の加工やアルミ製シャフトには高級感があり、所有欲を満たしてくれます。
アルミ製シャフトで安心感がある。
「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」のシャフトはアルミ製です。
剛性が高く、強度があります。
ちょっとの衝撃では折れそうにありません。
ゆえに、「ハードに使っても大丈夫」という安心感があります。
激しい転倒が予想されるスポーツ、例えばスノーボードなどでの使用に適していると個人的には思います。
グリップ感良好。
グリップがちょうどいいサイズで、滑り止め加工も施されているため持ちやすいです。
「ショーティ」も試したのですが、小さくて持ちにくかったんですよね…。
手に持って撮影することが多いので、グリップの握りやすさは大事にしたいです。
「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」は文句のない持ち心地でした。
マグネットで閉じる三脚が便利。
— アキラのソトアソビ (@akira_sotoasobi) January 16, 2022
三脚がマグネット式になっている点もgoodです。
閉じた状態をキープしてくれるため、パカパカしません。
こういう細かいところが本当に素晴らしいです。
シャフトが最短の状態では三脚として立てられない。
唯一の気になるポイントは「シャフトが最短の状態では三脚として立てられないところ」です。
詳しく解説します。
まず、こちらがシャフトを完全に縮めた状態の「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」です。
シャフトの長さが最短に設定されているのがわかります。
このままグリップを開くと、シャフトが干渉し、三脚として立てられないのです。
三脚として立てるには、シャフトを少し伸ばしてあげる必要があります。
グリップから三脚に切り替えたいとき、これがけっこう面倒です。
対策
シャフトを少し伸ばした状態で使ってあげれば、グリップ撮影と三脚撮影をスムーズに切り替えられます。
少々煩わしいかもしれませんが、よかったらお試しください。
以上で「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」の使用レビューをおわります。
GoPro用の自撮り棒 比較とおすすめな人
エクステンションポール&ミニ三脚 |
|
ショーティ |
|
3-Way 2.0 |
|
ザ ハンドラー |
|
GoPro純正のハンドグリップマウント「ショーティ」も検討したのですが、プラスチック感が強く、強度が不安だったのでやめました。
「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」と「ショーティ」なら、個人的にはPGYTECHをおすすめします。
「3-Way 2.0」は、不整地でも水平がとりやすいボールジョイント搭載、GoProの着脱をスムーズにできるクイックリリースベース採用と、かなりアリな仕様になってます。
グリップは少し太めですが、選択肢となり得る製品です。
「ザ ハンドラー」は水に浮くので、サーフィンなどのウォーターアクティビティーに適してます。
まとめると、
- 三脚にもなるハンドグリップマウントをお探しの方は「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」
- より多機能なハンドグリップをお探しの方、予算に余裕のある方は「3-Way 2.0」
- ウォーターアクティビティーでの撮影がしたい方は「ザ ハンドラー」
をそれぞれおすすめします。
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PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚の口コミ&評判
「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」の口コミ・評判を、Amazonカスタマーレビューで調べてみました。
ぜひ良い面・悪い面の両方を参考にしてみてください。
良い口コミ・評判
良い口コミ、評判をピックアップしました。
加工精度は良い
全体的な質感は良いです。グリップ部分の素材が、手に馴染みやすい。
ツルツルしすぎず、ちゃんとグリップもします。
ロッドを伸ばしても、グラグラすることはない。またねじれにも強い。
足が3分割であるが、マグネットが付いていて、足が広がらないようにくっついていてくれるのはありがたい。
完璧
この手の製品の中でダントツで1番ではないでしょうか。
GoProとの接続の仕方も簡単でしっかりロックされます。
三脚部分も磁石でホールドされるのでパカパカしませんし、開いた時にはゴムっぽい素材で滑りません。
完璧。
しっかりした作りが○
ポールは金属製で強度があり、丈夫な感じです。
三脚部分も閉じているときはマグネットのおかげで浮くこともなく、しっかりしています。
純正よりも伸縮時は大きいですが、その分長く伸びるのでとても良いです。
物づくりへのこだわりが感じられる。
とてもしっかりした作りで、物づくりに対する意欲がうかがえる製品です。
アクションカメラを固定する機構や三脚足部分のマグネット固定、軽さ、持ったときの質感などなど素晴らしいです。
このメーカーが出している製品なら間違い無いと思わせてくれます。
軋み音について
低評価する人の上げている軋み音についてなのですが、強く握るとギリギリと音がします。それは事実です。
ただ、結構強く握れば鳴るというもので、普通に持つ限りは、音はしません。
実際、一ヶ月の間に数回使いましたが、音は入りませんでした。
なので、できるだけ軽いカメラの用途で使う方が良いです(自分の主な利用用途はGoPro、Insta360 One Rです)。一眼、高級コンデジでしっかり利用するのは、向きません。
もしそれでも使いたい場合は、三脚の根元を持つ感じでグリップを持つと良いです。

軋み音についてですが、私は気になりませんでした。
悪い口コミ・評判
悪い口コミ、評判をピックアップしました。
内部マイクの併用には注意が必要です
グリップを握った感触は滑りにくく良いと思います。GoProとの接続は1アクションで固定出来るのでこれは便利です。
三脚の各脚の先端はゴム材が貼付してあり滑りにくく出来ています。
残念なのは、グリップが柔らかく、内臓マイク併用時では握ったときのきしむ音が入ります。
個体差があるかもしれませんんが私の場合は「プチプチ」とか「パチパチ」とノイズが入ります。
音声無しか外付けマイクで使用するとか、コンデジのスチル撮影など、使い分けが必要だと思います。
気になるのは1点だけ
センターポールだけ何故器具固定ではなく抵抗なのだろう…。
ねじ式にしてくれた方が、耐久性に不安はなくなる。
他は十分に満足。脚部もしっかりしていて、広すぎず細すぎず。
自撮り棒として使う場合もいいグリップになります。
マウント部もしっかりしているので、多少アクセサリを盛ったものをつけても大丈夫でしょう。
GoPro 純正品の Shorty より数倍良い
価格も半分、最長時もほぼ倍の長さ、取り付けは専用ネジでツータッチ。
GoPro だけじゃなく、コンデジのミニ三脚や卓上三脚としても十分使える安定性。
GoPro のアクセサリーもサードパーティー商品から学んでどんどん改善していって欲しいものです。
[追記] 三脚部が磁石でパチっと閉まる仕様なのですが、野外で気にせず使っていると砂鉄を吸着してしまい、結構汚れます。
磁石さえなければ、水であれば、落ちたのになぁ。。。

たしかに砂鉄がついてしまうかもしれませんね…。
PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚 セットで使うと便利なもの
ここからは、「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」とセットで使うと便利なものを2つ紹介していきます。
TELESIN デュアルインターフェースベース
「TELESIN デュアルインターフェースベース」は、GoProにカメラ用のネジ穴を増設するためのパーツです。
”マウントフィンガー”というパーツを交換することで、GoProに1/4インチのネジ穴を増設します。
カメラのネジ穴規格(全2種)について | |
1/4インチ | 一般的によく使われている規格。 |
3/8インチ | 大きな機材用。本記事ではスルーでOK。 |
これにより、「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」の1/4ネジつきユニバーサルインターフェースにGoProを取り付けられるようになります。
1/4ネジを使うことでGoProの着脱がやりやすくなるというメリットもあるので、あわせて検討してみてはいかがでしょうか?
Blackbeetle GoProミニ保護ケース
「Blackbeetle GoProミニ保護ケース」は、その名のとおりGoPro用の保護ケースです。
この保護ケースの特徴は、GoProをマウントに乗せたままでも取り付けられるところ。
取り付け/取り外しが楽で、撮影したいとき、すぐにGoProの準備ができます。
GoPro全体をしっかりカバーしてくれるので、バックパックの中でも安心です。
以上で『PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚 セットで使うと便利なもの』の紹介をおわります。
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PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚 レビューまとめ
- 質感が良く、使っていて心地いい。
- アルミ製シャフトで安心感がある。
- 最大約44.3cmまで延長可能。
- カメラ用ネジ穴にも対応。
- グリップ感良好。
- グリップを開けば三脚にもなる。
- マグネットによりグリップがパカパカしない。
「PGYTECH エクステンションポール&ミニ三脚」は、質感が良く、多機能なハンドグリップマウントでした。
アルミ製シャフトは剛性が高く、安心感があります。
「ショーティ」よりリーズナブルな点もgood。
気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。
以上、アキラ(@akira_sotoasobi)でした。


