【Amazon】今日のタイムセールはこちら

【スポルティバ スクワマ レビュー】高次元でバランスの取れた素晴らしいクライミングシューズ

※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
スポルティバ スクワマ レビュー 外観①クライミングシューズ

本記事ではスポルティバが販売しているクライミングシューズ、「スクワマ」の紹介とレビューをしています。

スクワマの特徴/魅力
  • 強傾斜に強いダウントゥ形状
  • 足裏感覚に優れた”やや”柔らかめなソール
  • エッジング/スメアリング性能の両方を有す
  • よく掛かる硬めなヒール
  • 高いトゥフック性能
  • 意外とソフトな足入れ感
  • 細部の耐久性も高い
  • 外岩にも適したオールラウンダー

大まかにですが、スクワマには以上の特徴/魅力があります。

筆者はこれまで7足のクライミングシューズを履いてきました。

その中でスクワマが一番のお気に入りです。

サイズ感も詳しく書いてるので、「スクワマが気になってる」という方は、ぜひ本記事を読み進めてみてください。

そんなわけで「【スポルティバ スクワマ レビュー】高次元でバランスの取れた素晴らしいクライミングシューズ」について書いていきます。


スポンサーリンク

筆者のクライミングシューズ遍歴

私はこれまで7足のクライミングシューズを履いてきました。

今はスクワマミウラを状況に応じて使い分けています。

クライミングシューズ遍歴
  1. スカルパ – フォース
  2. スポルティバ – パイソン
  3. スポルティバ – ミウラ(レース)
  4. ファイブテン – アナサジ(レース)
  5. スポルティバ – スクワマ
  6. スポルティバ – ソリューションReboot
  7. スポルティバ – スクワマ / リピート購入

スポルティバ スクワマの外観/スペック

スポルティバ スクワマ 外観②

スクワマ」はスポルティバが製造/販売しているクライミングシューズです。

トップクライマーにも愛用者が多いハイエンドシューズで、今やスポルティバの看板製品といっても過言ではありません。

基本スペック/機能は下記のとおりです。

アッパースエードレザー+マイクロファイバー
ソールVibram XS GRIP 2 3.5mm
サイズ(EU表記)36~46(ハーフサイズあり)
重さ(1/2ペア)約240g
特徴
  • 新採用のテクノロジー「Sヒール」インサイドのブリッジがヒールフック時、横方向の逃げを抑え確実にホールドをとらえる
  • アッパーに配されたハイフリクションラバーが、 前傾壁でのトウフックをサポートする
  • 足首のベルクロは、ヒールフック時に高い支持力を発揮する

参考:スクワマ製品情報ページ

細部を見ていきましょう。

スポルティバ スクワマ ダウントゥ形状

スクワマは前傾斜に適したダウントゥシューズ。

爪先が下がっていることにより、傾斜のある壁のフットホールドに爪先を掛けやすく、力も伝えやすいという特徴があります。

スクワマを履いてみると、ダウントゥ形状と柔らかめなソールが相まって、強傾斜課題でも足が切れにくいことに驚きました。

スポルティバ スクワマ P3システム

スクワマにはP3システムという、通常よりもダウントゥ形状を長くキープできる仕組みが備わっています。

本記事で紹介しているスクワマは2017年9月に購入しました。

これまでメインシューズとしてヘビーユースしてきたのですが、本記事を書いた時点(2020年1月)でもダウントゥ形状が維持されています。

ソールには「ビブラムXS グリップ2」が3.5mmの厚さで貼られています。

ビブラムXS グリップ2はやや柔らかめで足裏感覚に優れるソール

3.5mmという厚さは、足裏感覚を残しつつも、細かいフットホールドの痛みをあまり感じることのない絶妙な設定です。

アキラ
アキラ

痛いのは嫌なのでうれしい!


本記事のスクワマは一度リソールしたため、シューズ底面の写真は新品のものとはことなります。

リソール時には新品と同様のソール(ビブラムXS グリップ2/3.5mm)を貼ってもらいました。


スポルティバ スクワマ ソール形状 三角スリット

追記:スクワマをリピート購入しました。

スクワマのソールは、本来こんな感じです。

特徴として、三角スリットが入ってるという点が挙げられます。

製品ページによると、三角スリットは、”つま先の自由度を高め、ホールドをキャッチしやすい”とのこと。

筆者としては、「三角スリットがあることにより、スメアリング時に足の指がグググっと広がり、ボテに乗りやすい。」と感じました。

ヒールは硬めで、カチッとしたフックが可能です。

ヒール最強とうたわれるスポルティバ ミウラと甲乙つけがたい性能だと筆者は感じました。

私の足型はスクワマのヒールカップに合っていたため、ヒール側面がパカパカしたり、カカトがズレたりすることもありません。

アキラ
アキラ

フック時の痛みも少ないです!

スクワマの着脱やフィット感の調節には、一本締めのベルクロバンドを使います。

ベルクロバンドは太く、金具も強固です。

よほど手荒に扱わない限りは、バンドが千切れたり、金具が破損したりする心配はありません。

ベルクロバンドと金具の耐久性が高い

地味ですが、この点が超おすすめポイントです。

クライミングシューズって使用頻度が高いので、細部の破損に注意しながら履くのって結構ストレスじゃないですか?

バンドと金具の耐久性が高いスクワマは、良い意味で雑に扱えます。

現に、筆者は2年半ほどスクワマを履いていますが、バンドと金具に不具合はありません。

耐久性が高いのは、ユーザーにとってうれしいポイントです。

スポルティバ スクワマ トゥラバー

トゥラバーは足の甲の大部分に貼られています。

スクワマは靴自体も柔らかいため、爪先を反り、ホールドに添わせるようなトゥフックが可能です。

アキラ
アキラ

トゥもよく掛かります!

ただ正直、トゥフック性能は、イボルブ「アグロ」の方が優れていると感じました。

スポルティバ スクワマ レビュー プルタブ

着用時に使うプルタブは太めで、シューズを履くときに扱いやすいです。

スポルティバ スクワマ レビュー トゥボックス比較

上の写真は、スクワマミウラのトゥボックスを比較したもの。

ご覧の通り、スクワマのトゥボックスは幅広な作りになっています。

このため足入れは割とソフトで、思ったほど痛くありません。

(とはいえ馴染むまでは痛いですが…。)

かといって足先のホールドが緩い感じはなく、ジブスへの立ち込みもしっかりできます。

ソールに加え、靴自体も柔らかいため、ハリボテへのスメアリングもやりやすいです。

アキラ
アキラ

絶妙な柔らかさ!三角スリットも効いています!

以上でスクワマの外観/スペック紹介をおわります。

スポルティバ スクワマ 2年6ヶ月使用レビュー

ここからは私がスクワマを履いてきて感じたことを、ざっくばらんに書いていきます。

スクワマは高次元でバランスの取れた素晴らしいクライミングシューズです。

前述したとおり、スクワマは、

  • エッジング
  • スメアリング
  • ヒールフック
  • トゥフック

といった、クライミングで必要な多くの技術に対応できる機能を有しています。

機能ひとつひとつの性能も高く、高レベルなオールラウンダーです。

外岩にも強い

スポルティバ スクワマ レビュー 外岩

柔らかいクライミングシューズは、石灰岩やチャートといった、ツルツルした岩質に適しています。

スクワマもその例に漏れず、ツルツルした岩質に向いています。

私がスクワマを選んだ岩場
  • 神戸(かのと) – 
    石灰岩
  • 御岳 – チャート 
  • 城ヶ崎 – 安山岩

柔らかい靴のカテゴリに入るスクワマですが、ソールにはそこそこ剛性もあるため、花崗岩などの硬い靴が適した岩場でも”つぶし”が効きます。

「インドアがメインだけど、外岩も視野に入れたい」という人にもおすすめです。


スポンサーリンク

スポルティバ スクワマのサイズ感について

筆者の足のサイズ

自分 足 サイズ①

自分 足 サイズ②

筆者の足のサイズは以上のとおり。

朝一番の、むくんでないときに測りました。

情報を補足すると、筆者の足には次のような特徴もあります。

  • 右足の方がハーフサイズくらい小さい
  • 足型は親指が最も長いエジプト型
アキラ
アキラ

クライミングシューズは裸足で履く派です。

 

筆者の体重(64〜67kg)

筆者の身長は約178cm、体重は約67kgです。

いつもだいたい64〜67kgの間で推移しています。

クライミングシューズの使用感(足裏感覚)は体重によっても変化するので、参考までに書かせていただきました。

選んだサイズとその感想

スポルティバ スクワマ レビュー サイズ感

そんな私はスクワマのEU38を履いています。

本音を言うと右足だけハーフサイズ小さくしたいのですが、「EU38」が私にとってのベストサイズです。

スクワマって伸びるの?

クライミングシューズを選ぶ上で、「どれくらい伸びるのか?」は、意外と気になるところ。

結論から言うと、スクワマは少しだけ伸びるクライミングシューズです。

あくまで個人の感想ですが、履き始めた当初よりもハーフサイズくらい伸びたように感じています。

アキラ
アキラ

サイズ選びの参考にどうぞ!

公式サイトに参考となる記述アリ

スクワマの製品情報ページに、サイズ選びの参考となる記述があったので紹介します。

2022年2月追記:サイトリニューアルにともない、以下の記述は削除されました。

参考となる情報なので本記事では引き続き掲載させていただいております。

適正サイズの目安は、25.5cmでEU38~38.5くらいです。

引用:スクワマ製品ページ

この表記によると、足長そくちょう約25.5cmの私は、適正サイズでスクワマを履けていることになります。

個人的にもドンピシャなサイズ感だと思ってるので、これで裏付けができました。

クライミングシューズのサイズ選びはとても難しいため、上のような目安があるとうれしいですよね。

2020年新色 赤いスクワマ(ブラックポピー)

WOMENモデルを除き、黄色1色だったスクワマですが、2020年に新色が発売となりました。

そのカラー名はブラックポピー。

個人的にストライクなカラーリングなので、いま履いているスクワマがダメになったら、ブラックポピーに乗り換えます。


スポルティバ スクワマ 新色 ブラックポピー 外観

追記:スクワマ ブラックポピーを購入しました。

関連する記事も書いたので、よかったらどうぞ。

【レビュー】スクワマの新色はイエローモデルと何か違うのか?履き比べて検証してみた!【結論→同じ】
リピート購入したスクワマ(新色)がかなり馴染んできました。履いた感じも把握できたので、私がスクワマの新色を購入する前に不安だったことを記事としてまとめます。切り口は「スクワマの新色はイエローモデルと何か違うのか?」について。本記事は「スクワマが気になってる人」「スクワマのリピート購入を考えてる人」にオススメです。

スポンサーリンク

スポルティバ スクワマ レビューまとめ

本記事は「【スポルティバ スクワマ レビュー】高次元でバランスの取れた素晴らしいクライミングシューズ」について書きました。

スクワマの特徴/魅力
  • 強傾斜に強いダウントゥ形状
  • 足裏感覚に優れた”やや”柔らかめなソール
  • エッジング/スメアリング性能の両方を有す
  • よく掛かる硬めなヒール
  • 高いトゥフック性能
  • 意外とソフトな足入れ感
  • 細部の耐久性も高い
  • 外岩にも適したオールラウンダー

欠点らしい欠点がなく、各スペックが高いのがスクワマのスゴイところ。

個人的には、ほぼ完璧なクライミングシューズだと思っています。

気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。

以上、アキラでした。

スクワマを買うなら送料無料/サイズ交換無料のクライムスワールド(楽天市場店/Yahoo!店)がおすすめです。

タイトルとURLをコピーしました