どうも、アキラ(@akira_sotoasobi)です。
シルクスクリーンの道具をいろいろ買い足したので、使用感などをサクッとシェアしていきます。
全部で4点購入したのですが、
- Tシャツくん スモールフレーム
- Tシャツくん ハケ(小)
以上の2つが特に良かったです。
それではいってみましょう。
Tシャツくん スモールフレーム
まずはこれ、「Tシャツくん スモールフレーム」です。
作業効率化のために購入しました。
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※スワイプで画像を切り替えられます
私はこんな感じのTシャツを作っています。
前面と背面にデザインを入れたいので、合計2回のプリントが必要です。
これまでは「Tシャツくん ワイドフレーム」だけでやってました。
- 前面のロゴを刷る
- ワイドフレームを洗う
- ワイドフレームを乾かす(←とても時間がかかる)
- 背面のデザインを刷る
- ワイドフレームを洗う
作業の流れはだいたい以上のような感じ。
ワイドフレームを洗ったあとは乾かす必要があり、そのタイミングで作業が一旦ストップしてしまいます。
乾燥には早くても3〜4時間、しっかり乾かすなら丸1日くらい放置したほうが良いので、なんとも焦れったいのです。
版がもう一つあれば、乾燥にかかる時間を大きく削減できます。
なので、「スモールフレーム」を導入しました。
※タップで拡大できます
スモールフレームの細部はこんな感じです。
スクリーンはワイドフレーム用のモノをカットして張ってます。
ちょうど1枚あまっていたので、ラッキーでした。
いまは「ワイドフレーム」と「スモールフレーム」を使ってTシャツを作ってます。
「スモールフレーム」を導入したところ、作業がスムーズに流れるようになりました。
コンパクトで取り回しやすいですし、価格もリーズナブル(1650円ほど)
「もっと早くに買っておけばよかった」と思えるシルクスクリーン道具です。
Tシャツくん ハケ(小)
次に紹介するのは、「Tシャツくん ハケ(小)」です。
スクリーンからデザインを”抜く”ときに使います。
これまでは「Tシャツくん ハケ(大)」を使ってました。
使用感には概ね満足していたのですが、細かいデザインを抜くときに、失敗してしまうことがあったのです。
毛足が長いのでチカラが分散してしまうんですよね。
ついゴシゴシやりすぎて、デザインを潰してしまうなんてことが何回かありました。
「Tシャツくん ハケ(小)」は毛足が短いので、ピンポイントでチカラを伝えられます。
細かいデザインを抜くときにピッタリです。
私は、上の画像のようなロゴを抜くときに、「Tシャツくん ハケ(小)」を使ってます。
いまは大と小の2本運用になりました。
- 幅が広いところは「ハケ 大」
- 細いところは「ハケ 小」
というように使い分けてます。
目詰まり除去液
「目詰まり除去液」なんてモノも買ってみました。
スクリーンの目が詰まったときに使います。
— アキラのソトアソビ (@akira_sotoasobi) February 14, 2021
スプレーの勢いはこんな感じです。
ニオイがかなりキツイので注意してください。
「目詰まり除去液」を使えば、水性インク(ただし、ポリウレタンインクをのぞく)を溶かすことができます。
いらない版を使ってテストしてみたのですが、たしかにインクを溶かせました。
が、噴射する分量が多すぎるとスクリーンをボロボロにしてしまうため、注意が必要です。
版も油っぽくなるし、なかなか使いどころが難しいアイテムだと感じました。
「目詰まり除去液」を使わなくて済むように、インクの洗い流し工程をキッチリやることを推奨します。
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ラバダのインク(白)
シルクスクリーンの課題のひとつが、濃い生地へのプリント。
黒や紺色のようなTシャツにプリントすると、インクの色が”食われて”しまいます。
なので、濃い生地へのプリントは難しいです。
私は「Tシャツくん 水性インク」をずっと使ってきたのですが、白インクをさらにパキッと出したかったので、新しいインクを買いました。
それが「ラバダのインク」です。
結論から言うと、まだ使いこなせてません。
なので詳しいレビューも書けないです。
一応、Tシャツくん水性インクとの違いを、以下に挙げます。
ラバダは、
- 水性のラバーインク。
- のっかるタイプのインク。
(Tシャツくん水性インクは染み込むタイプ) - 伸びがよく、刷りやすい。
- 乾きが早いとされるが、個人的にはあまり気にならない。
テキパキ作業すれば大丈夫。
肝心の白の発色ですが、「Tシャツくん 水性インク」のほうが良い気がします。
とはいえ、発色についてはインクを落とす技術も関わってくるところなので、参考程度にお読みください。
何回か刷ってみましたが、まだラバダでのプリントに慣れてない感があります。
もう少し使ってみて、新たな気づきがあったら記事にしますね。
そのときはヨロシクお願いします。
まとめ
以上4点のシルクスクリーン道具を買い足しました。
「スモールフレーム」を導入したのは本当に良かったです。
作業効率が大きく向上しました。
ちなみに、ピンホール修正液は、やっぱり必要だった
おまけというか、補足です。
こちらの記事で「買ったけど使ってないシルクスクリーン道具」としてピンホール修正液を紹介したのですが、やっぱり必要でした。
マスキングテープでスクリーンを修正すると、表面にわずかなデコボコが生まれます。
このデコボコにスキージが引っかかってしまう、またはマスキングが剥がれてしまうというリスクがあるのです。
ピンホール修正液を使えば、スクリーンの表面が滑らかな状態で刷れるので、わずかながらクオリティが上がります。
こちらは、ピンホール修正液で補修したスクリーンの画像。
ピンホール修正液は、スクリーンの裏側に薄く塗布します。
その後、充分に乾かせば、ピンホールを塞ぐことが可能です。
筆者は綿棒に染み込ませ、ポンポンと塗布しています。
テスト印刷の結果も良好で、ピンホールをしっかり塞ぐことができました。
参考になれば幸いです。
そんなこんなで本記事はおわりです。
またお会いしましょう。
以上、アキラ(@akira_sotoasobi)でした。