マットレス買い替えにおいて、このどちらかで迷っている人も多いのではないでしょうか?
どちらも
- 実店舗を持たないことでマットレスの低価格化を実現
- 長期間お試し可能
- 10年保証
といった、とても良く似たビジネスモデルから展開されているマットレスです。
本記事ではネルマットレスとエマスリープの違いをなるべくフラットに解説します。
とはいえ、大きな違いは内部構造くらいです。
ネルマットレスはポケットコイルが、エマスリープはウレタンがそれぞれ使われています。
ですので、
- ポケットコイルの硬めな寝心地が好みの方はネルマットレスを
- ウレタンのやや柔らかめな寝心地が好みの方はエマスリープを
まずは試してみるのがいいかと思います。
この記事を書く私は寝具マニアな30代前半の男性サラリーマン。
数年前から睡眠に課題感を覚えるようになったため、改善するためにさまざまな睡眠グッズを試してきました。
その数、マットレスは5枚以上、枕も5個以上、小物は10点以上です。
本記事では、寝具マニアの私が、ネルマットレスとエマスリープの違いについて可能な限りわかりやすくまとめます。
本記事を通してマットレス選びの判断材料を増やし、あなたがより良いマットレスを選べるよう、お役に立てれば幸いです。
前提|筆者はネルマットレスもエマスリープも使っていない
前提として、私はネルマットレスもエマスリープも使っていません。
使っているのは西川AiR-SI-Hというマットレスです。
内部構造はウレタン、価格はシングルで約10万円でした。
西川AiR-SI-Hの寝心地にはとても満足しています。
腰痛や背中の痛みが大きく改善され、起き抜けも楽になりました。
この経験から、高級マットレスには値段なりの価値があると考えるようになりました。
本記事では、西川AiR-SI-Hの使用経験を踏まえ、「これからマットレスを購入するならネルマットレスかエマスリープのどちらを選ぶか?」というスタンスで両者を比較させていただきます。
ちなみに、西川AiR-SI-Hについてはレビュー記事も書いているので、気になった方はぜひ読んでみてくださいね。
関連記事 西川のマットレス、エアー(AiR-SI-H)を徹底レビュー。
結論|どちらを選んでもよっぽど大丈夫
結論から言います。
どちらを選んでもよっぽど大丈夫です。
なぜなら、ネルマットレスもエマスリープも
長期間のトライアル期間
があり、体に合わなかった場合は返品・返金できるからです。
ゆえに失敗する可能性はほぼ0に近いと私は考えます。
私が使っている西川AiR-Si-Hは使用後の返品ができなかったため、ある意味、失敗する可能性がとても高かったです。
私は運良く体に合ったから良かったのですが、合わなかった場合は購入資金の10万円という大金が無駄になるところでした。
繰り返しになりますが、ネルマットレスとエマスリープには長期間のトライアル期間があります。
トライアル期間中はマットレスをじっくり試せますし、合わなければ返品・返金することも可能です。
ゆえに購入リスクが低いと言えます。
ですので、ネルマットレスとエマスリープで迷っている方は、より気になる方を気軽に試してみるのがおすすめです。
ネルマットレスとエマスリープ 比較表
ネルマットレスとエマスリープの比較を以下にまとめました。
ネルマットレス | エマスリープ | |
マットレスの内部構造 | ポケットコイル | ウレタン |
ラインナップ | 2種類 | 3種類 |
最安モデルの価格 | 75,000円 | 108,000円 |
日本での会社設立年 | 2018年 | 2020年 |
実店舗 | ナシ | ナシ |
配送サイズ | コンパクト | コンパクト |
トライアル期間 | 120日 | 100日 |
返品送料・手数料 | 基本的に全国無料 | 基本的に全国無料 |
保証 | 10年 | 10年 |
最大の違いはマットレスの内部構造です。
ネルマットレスはポケットコイルを、エマスリープはウレタンをそれぞれ採用しています。
(エマスリープの上位機種は、ウレタンとポケットコイルのハイブリッド構造です。)
トライアル期間はネルマットレスが120日、エマスリープが100日と、ネルマットレスのほうが20日多くなっています。
その他、返品送料・手数料、保証年数といったサポート体制についてはほぼ同じです。
次の項目では、それぞれの違いを詳しくみていきます。
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ネルマットレスとエマスリープ 比較
本項目では、ネルマットレスとエマスリープの比較を小項目に分けて解説していきます。
小見出しは以下のとおりです。
ひとつずつ解説しますね。
内部構造(ポケットコイル/ウレタン)
ネルマットレスとエマスリープの内部構造は以上のとおりです。
一般的にウレタンマットレスは通気性が悪いと言われていますが、エマスリープはオープンセルという構造技術を用いることで通気性の改善を図っています。
エマスリープに限らず、ネルマットレスもさまざまな工夫をしているので、「内部構造に対する一般的なメリット・デメリットだけでは寝心地を判断できない」と私は考えます。
ラインナップ・価格
ネルマットレスとエマスリープのラインナップは以上のとおりです。
ネルマットレスとエマスリープの価格比較は以下のとおりとなっています。
ネルマットレス | エマスリープ | ||||
ネルマットレス | Model H | エマ・マットレス | エマ・ハイブリッド | エマ・プレミアム | |
シングル | 75,000円 | 350,000円 | 108,000円 | 145,000円 | 206,000円 |
セミダブル | 90,000円 | 400,000円 | 120,000円 | 161,000円 | 225,000円 |
ダブル | 105,000円 | 450,000円 | 132,000円 | 177,000円 | 248,000円 |
クイーン | 130,000円 | 550,000円 | 144,000円 | 193,000円 | 270,000円 |
キング | 150,000円 | 600,000円 | 156,000円 | 209,000円 | 293,000円 |
ネルマットレスとエマスリープの価格を比べた結果は以上のとおりでした。
検討時の参考にしていただけたら幸いです。
日本での会社創立年
日本での会社設立年はそれぞれ以上のとおりです。
ネルマットレスは2018年に設立された日本の寝具ベンチャー企業、株式会社Morght(モート)が企画・販売しています。
一方、エマスリープは2013年にドイツで設立された寝具メーカーです。
以来、30カ国、300万人以上のユーザーに愛用されています。
2020年10月から日本でも販売が開始されました。
実店舗(ともにナシ)
実店舗はともにありません。
どちらも家賃・人件費といった固定費を抑えることで、製品の低価格化を実現しています。
配送サイズ(ともにコンパクト)
ネルマットレスもエマスリープも、ともにコンパクトに梱包された状態で届きます。
ですので、搬入時でも安心です。
トライアル期間(120日間/100日間)
トライアル期間はネルマットレスが120日間、エマスリープが100日間です。
エマスリープのほうが20日短いですが、それでも約3ヶ月じっくり試すことができるので、個人的にはマイナスには感じません。
ともに、100日以上のトライアル期間があるということが重要です。
返品送料・手数料
返品送料・手数料はどちらも基本的に全国無料です。
ただし、沖縄本島や離島への配送・返品時には諸注意がありますので、返品送料・手数料の詳細は以下のページを参照願います。
保証(ともに10年保証)
保証はともに10年です。
ネルマットレスの場合は、マットレスに規定以上のヘタリが出たら無料で修繕もしくは交換してもらえます。
一方、エマスリープの保証基準については不明瞭でした。
参考 ネルマットレス:耐久保証
以上、ネルマットレスとコアラマットレスの比較でした。
ネルマットレスとエマスリープはトライアルが秀逸
マットレスを買うときにもっとも気になることは何でしょうか?
私の場合は、「合わなかったときの返品の可否」です。
マットレスは高い買い物なので、体に合わなかったら購入資金が無駄になってしまいます。
しかしネルマットレスとエマスリープなら、100日以上のトライアル期間でじっくり試せるので、お金が無駄になる可能性が限りなく0に近いです。
このトライアルシステムが秀逸だと私は思うのです。
ゆえに、購入にお悩みの方は、いま気になっているほうを気軽に試してみたら良いかと思います。
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ネルマットレス エマスリープ 比較まとめ
本記事は「ネルマットレスとエマスリープをなるべくフラットに比較してみた」について書きました。
マットレスは長期間使ってみないと良し悪しを判断できません。
一度使ったら返品できない製品が多い中、ネルマットレスは120日間、エマスリープは100日間もお試しができます。
- マットレス購入で失敗したくない。
- マットレスを長期間じっくり試したい。
- 睡眠の質を上げたい。
という方は、まずはネルマットレスかエマスリープのどちらかから試してみてはいかがでしょうか?
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!