マットレス買い替えにおいて、候補に挙がる製品かと思います。
両方とも、
- 実店舗を持たないことでマットレスの低価格化を実現
- 120日間お試し可能
- 10年保証
といった、とても似たビジネスモデルから生まれたマットレスです。
違いと言えば内部構造くらいです。
ネルマットレスはポケットコイルを、コアラマットレスはウレタンをそれぞれ使っています。
それも含め、本記事ではネルマットレスとコアラマットレスの違いをなるべくフラットに解説します。
結局のところ、マットレスは体に合うか合わないかです。
勝てば官軍ではないですが、使ってみて体に合えばなんでもOKだと私は考えています。
ただ、体に合わなかった場合が怖いです。
大手メーカーのマットレスは一度使ったら返品できないものが多く、体に合わなかった場合、処分するか、泣く泣く使い続けなければなりません。
しかし、ネルマットレスとコアラマットレスは違います。

どちらも120日間お試し可能!
そう、たとえ合わなかったとしても返品できるのです。
この点がネルマットレスとコアラマットレスの強みです。
ただ他のブログをみるとバイアスのかかった情報があるようにも見受けられます。
ですので、情報の取捨選択は大事です。
そのあたりのことは「マットレスに関するブロガー的な裏話」という項目で触れています。
本記事を通してマットレス選びの判断材料を増やし、あなたがより良いマットレスを選べるよう、お役に立てれば幸いです。
なお、本記事の情報は2022年3月時点のものになります。
ネルマットレスとコアラマットレスを知った背景
まず、ネルマットレスとコアラマットレスを知った背景を説明します。
最初に知ったのはコアラマットレスです。
上のYouTube動画を通して知りました。
その動画を投稿したのは、登録者数180万人以上の、非常に影響力のあるビジネス系YouTuberです。
そのYouTuberが非案件でコアラマットレスを紹介していたので、興味を持ちました。
1年前に別のマットレスを購入したばかりの私には後の祭りでしたが、調べてみるとかなり良さそうです。
当ブログの読者にも知ってもらいたいと思ったため、コアラマットレスに関する以下の記事をまとめました。
関連記事 コアラマットレスの特徴などを紹介
ネルマットレスを知ったのはコアラマットレスの記事を書いているときです。
コアラマットレスのことを調べていたら、その競合としてネルマットレスがヒットしました。
価格帯とビジネスモデルがよく似ていたため、「これは比較記事を書かなければ」と思い、いまに至ります。
筆者はネルマットレスもコアラマットレスも使っていない

ちなみに私はネルマットレスもコアラマットレスも使っていません。
西川AiR-SI-Hというマットレスを使っています。
内部構造はウレタン、価格はシングルで約10万円でした。
西川AiR-SI-Hの寝心地にはとても満足しています。
腰痛や背中の痛みが大きく改善され、起き抜けも楽になりました。
この経験から、高級マットレスには値段なりの価値があると考えるようになりました。
レビュー記事も書いているので、よかったら読んでみてくださいね。
関連記事 西川のマットレス、エアー(AiR-SI-H)を徹底レビュー。
ネルマットレスとコアラマットレス 比較表
ネルマットレスとコアラマットレスの比較を以下にまとめました。
ネルマットレス | コアラマットレス | |
マットレスの内部構造 | ポケットコイル | ウレタン |
ラインナップ | 1種類 | 4種類 |
最安モデルの価格 | 75,000円 | 69,000円 |
日本での販売開始年 | 2020年〜 | 2017年〜 |
実店舗 | ナシ | ナシ |
配送サイズ | コンパクト | コンパクト |
トライアル期間 | 120日 | 120日 |
返品送料・手数料 | 基本的に全国無料 | 東京都・大阪府:返品無料 その他地域:1点につき7,500円 |
保証 | 10年 | 10年 |
最大の違いはマットレスの内部構造です。
ネルマットレスはポケットコイルを、コアラマットレスはウレタンをそれぞれ採用しています。
トライアル期間、保証年数といったサポート体制はほぼ同じですが、ネルマットレスのほうが少しだけ手厚いです。
次の項目では、それぞれの違いを詳しくみていきます。
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ネルマットレスとコアラマットレス 比較

本項目では、ネルマットレスとコアラマットレスの比較を小項目に分けて解説していきます。
小見出しは以下のとおりです。

ひとつずつ解説します。
内部構造(ポケットコイル/ウレタン)
ネルマットレスとコアラマットレスの内部構造は以上のとおりです。
一般的にウレタンマットレスは通気性が悪いと言われていますが、コアラマットレスは企業努力により改善を図っています。
コアラマットレスに限らず、ネルマットレスもさまざまな工夫をしているので、「内部構造に対する一般的なメリット・デメリットだけでは寝心地を判断できない」と私は考えます。
ラインナップ・価格
ネルマットレスとコアラマットレスのラインナップは以上のとおりです。
コアラマットレスは4種類の中から選べます。
コアラマットレスの最安モデルは「オリジナルコアラマットレス」という製品ですが、ここでは人気No.1モデルを取り上げます。
なぜなら、個人的には人気No.1モデルのほうが購入候補となり得るからです。
理由を説明します。
人気No.1モデルの名前は「New コアラマットレス」と言います。
New コアラマットレスはマットレスの硬さ調節ができるのです。

「ふつう」と「かため」を切り替えられます。
このため、体に合う確率が高いです。
ですので、最安モデルの「オリジナルコアラマットレス」よりも、硬さ調節のできる「New コアラマットレス」を個人的には選びます。
以上より、ここではネルマットレスとNew コアラマットレスの価格を比較します。
ネルマットレス | New コアラマットレス | |
シングル | 75,000円 | 82,000円 |
セミダブル | 90,000円 | 92,000円 |
ダブル | 105,000円 | 107,000円 |
クイーン | 130,000円 | 117,000円 |
キング | 150,000円 | ー |
ネルマットレスとNew コアラマットレスの価格を比べた結果は、以上のとおりでした。
ダブル以下の場合、ネルマットレスのほうが安いです。
日本での販売開始年
日本での販売開始年はそれぞれ以上のとおりです。
ネルマットレスは2018年に設立された日本のベンチャー企業、株式会社Morght(モート)が運営しています。
一方、コアラマットレスはオーストラリア発の寝具メーカーです。
2015年に設立されたのち、1年目には13億円、2年には33億円を売り上げました。
2017年からは日本でも展開しています。
実店舗(ともにナシ)
実店舗はともにありません。
どちらも人件費・家賃といった固定費を抑え、製品の低価格化を実現しています。
配送サイズ(ともにコンパクト)
ネルマットレスもコアラマットレスも、ともにコンパクトに梱包されて配送されます。
ですので、搬入時でも安心です。
トライアル期間(ともに120日間)
トライアル期間はともに120日間です。
約4ヶ月、じっくり試すことができます。
返品送料・手数料
返品送料・手数料はネルマットレスのほうが優秀です。
ただし、沖縄本島や離島への配送・返品時にはそれぞれ諸注意があります。
返品送料・手数料の詳細は以下のページを参照願います。
保証(ともに10年保証)
保証はともに10年です。
マットレスに規定以上のヘタリが出た場合、無料で修繕もしくは交換してもらえます。
参考 ネルマットレス:耐久保証
参考 コアラマットレス:保証
以上、ネルマットレスとコアラマットレスの比較でした。
マットレスに関するブロガー的な裏話

本項目ではマットレスに関するブロガー的な裏話をぶっちゃけます。
マットレス比較ブログなどで推されている製品は、紹介料を目当てにおすすめされている可能性が無きにしもあらずです。
簡単に説明します。
ネルマットレスは成果報酬10%のおいしい商材
2022年3月現在、ネルマットレスはアフィリエイト案件を出しています。
成果報酬は購入金額の10%です。
ブログ経由でネルマットレスが売れると、シングルサイズ(75,000円)の場合、7,500円の報酬がブログ運営者に支払わられます。

一撃7,500円…!
これは、かなりおいしい案件です。
7,500円という成果報酬に引っ張られ、フラットなレビューができていないブログ・YouTubeチャンネルが多いように感じます。
なお、当ブログもネルマットレスのアフィリエイト案件にエントリーさせていただいています。
コアラマットレスの成果報酬は3%(上限1,000円)
コアラマットレスはAmazonに出店しており、ブロガーはAmazonから成果報酬を得ることができます。
コアラマットレスの場合、成果報酬は購入金額の3%です。
また、1商品につき1,000円までという上限が定められています。
コアラマットレスがAmazonへのリンクを通して売れた場合、最大1,000円がブロガーに支払われます。

一撃1,000円。
詳しくは「アソシエイト・プログラム紹介料率表 別紙」をご覧ください。
ブログ・YouTubeの情報を信じすぎない
以上より、ネルマットレスとコアラマットレスの紹介料には大きな差があります。
これは事実です。
読者の皆様はそのことを念頭に置き、情報を取捨選択していただければと思います。
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マットレス選びは事実のみを判断材料にする
「マットレスに関するブロガー的な裏話」の項目ではアフィリエイトのことを書きました。
ネルマットレスはブロガーに成果報酬を支払っていますが、その一方でコアラマットレスはAmazonに出品手数料を支払っています。
このあたりのお金の流れを追いかけるとキリがありません。
ですので、マットレス選びは事実のみを判断材料にすると良いです。
両者の事実は次のとおり。
ネルマットレス | コアラマットレス | |
マットレスの内部構造 | ポケットコイル | ウレタン |
ラインナップ | 1種類 | 4種類 |
最安モデルの価格 | 75,000円 | 69,000円 |
日本での販売開始年 | 2020年〜 | 2017年〜 |
実店舗 | ナシ | ナシ |
配送サイズ | コンパクト | コンパクト |
トライアル期間 | 120日 | 120日 |
返品送料・手数料 | 基本的に全国無料 | 東京都・大阪府:返品無料 その他地域:1点につき7,500円 |
保証 | 10年 | 10年 |
120日間のお試し期間があるので、個人的にはどちらを選んでも失敗する可能性は低いと考えます。
体に合わなければ返品すればOKというのが心強いです。
強いて言うなら、
- ポケットコイルが好きな方はネルマットレス
- ウレタンが好きな方はコアラマットレス
をそれぞれ選べばいいかな、と思います。
ちなみに私は「New コアラマットレス」を選びます。
その理由は以下の3点。
- いま使っているマットレスがウレタン製で、効果を感じているから。
- New コアラマットレスは硬さの切り替えができるから。
- レビューが多く、情報を入手しやすいから。
最後の最後にコアラマットレス贔屓な内容となりましたが、これが私の本心です。
マットレスを買い替えるときは「New コアラマットレス」を試してみたいと思います。
ネルマットレス コアラマットレス 比較まとめ
本記事は「ネルマットレスとコアラマットレスをなるべくフラットに比較してみた」について書きました。
マットレスは長期間使ってみないと良し悪しを判断できません。
一度使ったら返品できない製品が多い中、ネルマットレスとコアラマットレスは120日間もお試しができます。
この点が革新的だと私は思うのです。
- 朝起きたら体が痛いことがある。
- 睡眠の質を上げたい。
- グッスリ眠って、スッキリ目覚めたい。
という方は、まずはネルマットレスかコアラマットレスから試してみてはいかがでしょうか?
以上、アキラでした。