どうも、アキラ(@akira_sotoasobi)です。
この記事ではシングルバーナーの【プリムス P-153 ウルトラバーナー】について紹介します。
アウトドアにおけるクッキングバーナー選びってとても難しいですよね。
燃料は何か、燃焼時間、重さ、携行性など様々な要素があります。
P-153はいろいろな要素がバランスよく詰まった使いやすいバーナーです。
バランスの良さが一番のオススメ点です!
- プリムス P-153 ウルトラバーナーの購入を考えている人
- 登山で使うバーナーを探している人
- キャンプで使うバーナーを探している人
P-153 ウルトラバーナーのここがオススメ!
軽くコンパクト
P-153は重量が116gと軽量です。
また折りたたむことによりコンパクトに携行が出来ます。
作りが堅牢である
P-153はゴトクを広げると「カチッ」とロックされます。
また部品のひとつひとつを見たときには品質の高さを感じます。
僕の使用頻度はそれほど高くありません(合計20日程)が、いまだに壊れる気配はありません。
少々値段は高かったですが、それに見合う品質を持った製品という感想です。
メンテナンスが容易かつ低コスト
ゴムパッキンについて
ガス缶との接続部のゴムパッキンは経年劣化するため、定期的な交換が必要です。
僕は使用日の1~2週間前にチェックします!
メーカーは1~2年ごとに交換することを推奨しています。
交換用ゴムパッキンは2つで約220円と安価なため、そちらもメリットです。
交換用ゴムパッキンを購入する際には、プリムス製品を扱っている登山用品店に取り寄せてもらう方法がオススメです。
ゴトクの滑りが悪くなった時について
使用に伴い、徐々にゴトクを開閉するときの滑りが悪くなってきます。
そんな時はKURE5-56というスプレーを部品の可動部に塗布することで改善することが出来ます。
P-153 ウルトラバーナーの気になる点
重いものを乗せると不安定になる
P-153は重心が高いため、重いものを乗せると不安定になります。
P-153はゴトクがしっかりしているためある程度なら大丈夫ですが、調理時の快適性を優先すると他の製品の方が優れています。
僕の場合、飯盒で4号の米を炊いたときにはひっくり返らないかヒヤヒヤしました。
燃焼時の音が大きい
P-153は、弱火で家庭用ガスコンロの強火程の音が出ます。
僕は結構気になってしまうので、P-153を強火で使ったことはありません。
しかし、弱火~中火でもお湯を沸かすには充分な火力が出ます。
ガスカートリッジの値段が高い
P-153はOD缶というガス缶を使用します。
OD缶はアウトドアユース目的で作られ、外でも火力が安定し、軽くコンパクトですが通常のカセットコンロ用ガス缶(CB缶)と比べてコストがかかってしまうという特徴があります。
P153のガス缶は小サイズでも1つ600円前後と、やや高めです。
点火装置が機能しないことがある
P-153には点火装置がついていますが、高所や低温ではうまく機能しないことがあります。
(メーカーサイトにも注意書きがあります)
対応策
フリント式(発火石式)ライターを点火用として携行する必要があります。
電子式ライターではありませんのでご注意ください。
僕がP-153を購入した経緯
僕はP-153を2015年3月に購入しました。
その当時は登山を始めたばかりで、「これから山小屋泊、テント泊、雪山とステップアップしていくぞ!」と考えていました。
なのでバーナーも登山を中心とする様々なシーンで活躍するものを導入したかったのです。
夏のテント泊や雪山で使うことを考えたとき、P-153は良い選択だったと今でも思います。
雪山では雪を溶かして飲み水にするため火力も欲しいです
登山を始めて4年経ち、登山熱も落ち着いた今、だんだんと自分の好きな登山スタイルが見えてきました。
僕は夏山縦走登山が好きだったのです。
また山では料理よりも歩くことを優先したいため、食事もフリーズドライや行動食中心で済ませます。
以上のような用途を限定すると、P-153よりも軽くコンパクトなP-115が僕にマッチするバーナーだったのかな?と思います。
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プリムス P-153 レビューまとめ
以上でP-153の紹介を終わります。
気になる点もありましたが、軽さと傾向性、性能のバランスの良さがP-153の魅力です。
登山に限らず、キャンプや車中泊でも活躍してくれます。
アウトドアバーナーを検討されている方、P-153も考えてみてはいかがでしょうか?
この記事がどなたかの参考になれば幸いです。
以上、アキラ(@akira_sotoasobi)でした。