リードクライミングやマルチピッチなど、ロープを使うクライミングの必需品として、安全環付きカラビナがあります。
安全環付きカラビナとは、ロック機能が付いたカラビナのことです。
ツイストロックやトライアクトロックというように、ロック方式も多種多様。
「スクリュータイプ(ねじ式)の安全環付きカラビナがほしい!」という人に筆者がおすすめするのは、ペツル社の製品です。
その理由は次のとおり。
- 赤い警告表示がついている
- ノーズがスリムでクリップしやすい
- 引っかかりが少ない滑らかなデザイン
記事内では、「なぜペツル社の安全環付きカラビナがおすすめなのか?」について、写真を交えつつ解説していきます。
この記事を書く私は歴7年のクライミング愛好家。
リードクライミングやマルチピッチも嗜んでおり、クライミングギアについて、実体験をもとにした記事が書けます。
それでは早速いってみましょう!
スクリュータイプの安全環付きカラビナにペツルをおすすめする3つの理由
赤い警告表示がついている
ペツルが販売しているスクリュータイプ(ねじ式)の安全環付きカラビナは、ロックが不十分だと赤い警告表示が見えるようになってます。
これにより、「ロック忘れ」に気付くことができるのです。
警告表示のない安全環付きカラビナだと、パッと見ただけではロックされてるか分かりにくいのがウィークポイント。
- 赤い警告表示がある
この点が、ペツルの安全環付きカラビナ(ねじ式)をおすすめする最大のポイントです。
ノーズがスリムでクリップしやすい
ペツル社製のカラビナはノーズがスリムなため、
- ギアが混雑しがちな確保支点
- ハーケンなどの穴が小さい支点
- 岩の凹部にあるような支点
のような状況でもクリップしやすい構造をしています。
「クリップできない」というリスクが低いです。
引っかかりが少ない滑らかなデザイン
ペツルのカラビナは、カドが無いようにデザインされており、「何かに引っかかる」というストレスが少ないです。
スクリュー部分に至るまで滑らか!
ノーズには、段差を廃したキーロックシステムが採用されてます。
ノーズに段差があると、次のようなプチストレスを感じます。
・ハーネスに引っかかる
・支点に引っかかる
・とにかく何かに引っかかる
滑らかなデザインで引っかかりが少ないのもペツルをおすすめする理由の一つです。
以上で「スクリュータイプ(ねじ式)の安全環付きカラビナにペツルをおすすめする3つの理由」の説明を終わります。
筆者が使っているペツル社の安全環付きカラビナ
セルフビレイに、「スピリット スクリューロック」
セルフビレイコードとセットで使う変形D型安全環付きカラビナとして、「スピリットスクリューロック」を使ってます。
ホンネを言うと支点構築にも「スピリット スクリューロック」を使いたいのですが、懐事情的にまだ実現してません。
ビレイと懸垂下降に、「アタッシュ」
ビレイと懸垂下降には「アタッシュ」を使ってます。
サイズがちょうどよく、手にフィットする持ち心地をしているのがお気に入りポイントです。
手が小さい人にもおすすめ!
支点のマスターポイントなどに、「ウィリアム&オーケー」
確保支点のマスターポイントには、写真左の「ウィリアム」を使用中。
こんな感じで使ってます。
サイズが大きいのが特徴で、確保支点の整理整頓にも便利です。
写真右、オーバル型の「オーケー」は予備として携行しています。
私のオーケーは旧モデルのためちょっと太いですが、現行モデルはスリムになっています。
まとめ
本記事は「スクリュータイプの安全環付きカラビナにペツルをおすすめする3つの理由」について書きました。
- 赤い警告表示がついている
- ノーズがスリムでクリップしやすい
- 引っかかりが少ない滑らかなデザイン
クライミングギアって一度買ったらしばらく使えるので、最近は機能優先で選ぶようにしてます。
少し値段は張りますが、ペツル社の製品は使いやすくて安全性が高いです。
その価値がある、それがペツル。
本記事がクライミングギア選びの参考になれば幸いです。
以上、アキラ(@akira_sotoasobi)でした。