【ペツル ルベルソ レビュー】ビレイデバイスの完成形!これ買っときゃ間違いない。

ペツル ルベルソ 5 外観クライミングギア
こんな人におすすめの記事
  • ルベルソの使用感を知りたい
  • リード初心者におすすめのビレイデバイスを知りたい
  • マルチピッチでおすすめのビレイデバイスを知りたい

どうも、歴7年、リードやマルチピッチもたしなむクライミング愛好家、アキラです。

Twitter → @akira_sotoasobi

最近マルチピッチ熱が再燃しておりまして、それに伴い、ビレイデバイスを新調しました。

購入したのはペツル社の「ルベルソ」という製品。

リードクライミングをはじめてから、ずっと気になってたビレイデバイスです。

3ヶ月くらい使ってみて、使用感を把握できたのでレビューしていきます。

結論から言うと最高です。

リードクライミング初心者さんから経験者まで、広くおすすめできるビレイデバイスでした。

ルベルソのおすすめポイント
  • 軽い
  • ロープの繰り出しがスムーズ
  • 多機能
  • 刻印が明瞭でわかりやすい
  • 総合的に扱いやすい

そんなわけで「【ペツル ルベルソ レビュー】ビレイデバイスの完成形!これ買っときゃ間違いない。」について書いていきます。


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ペツル ルベルソの外観、スペック

ペツル ルベルソ 5 外観

ルベルソ」はペツル社が製造/販売しているビレイデバイスです。

本項目では、ルベルソの外観、スペックについて書いていきます。

ペツル ルベルソ 5 外観2

ルベルソはチューブ型のビレイデバイスになります。

(チューバー型、バケツ型とも言います)

チューブ型のビレイデバイスは、機構が単純で、扱い方がわかりやすいという特徴があります。

なので、リード講習などでも、「初心者が最初に覚えるべきビレイデバイスのタイプ」として扱われてます。

シンプルな構造のゆえに、砂利が噛むといったトラブルも少ないです。

ロープを通す穴は2つあり、ダブルロープ運用や懸垂下降もできます。

ペツル ルベルソ 5 制動溝

ロープ穴の一端には、制動力を増すための溝が切ってあります。

これにより、

  • ビレイに慣れてない人がビレイするとき
  • 体重が重い人をビレイするとき

でも頼りになります。

溝の深さと丸みがまた絶妙で、ロープの繰り出しを妨げません。

スムーズかつスピーディなビレイが可能です。

ペツル ルベルソ アタッシュ 外観

私は、ペツル社の「アタッシュ」という安全環付きカラビナとセットで使ってます。

ペツル ルベルソ5 右側面部 イラスト

ルベルソの右側面には、リードクライマーをビレイするときのセット方法と、対応するロープの説明イラストが刻印されてます。

ペツル ルベルソ5 右側面部 対応ロープ径

対応するロープとロープ径は下記のとおり。

ルベルソの対応ロープ
  • シングルロープ:8.5~10.5 mm
  • ハーフロープ:7.1~9.2 mm
  • ツインロープ:6.9~9.2 mm
アキラ
アキラ

幅広いロープに対応!

なお、対応ロープの刻印は、写真だとちょっと分かりづらいですが、肉眼ならハッキリ確認できます。

ペツル ルベルソ5 左側面部

左側面部には、”ルベルソモード”のセット方法が刻印されてます。

  • きちんとセットできたか確認したいとき
  • セット方法をド忘れしちゃったとき

でも安心です。

ちなみに”ルベルソモード”とは、マルチピッチクライミングで用いるセット方法。

詳しくは次で説明しますね。

ペツル ルベルソ5 ルベルソモード

こちらがルベルソモードでセットしたときの全体像になります。

ペツル ルベルソ5 ルベルソモード2

アップにするとこんな感じ。

上になってるロープがクライマー側、下になってるロープがビレイヤー側です。

ルベルソモードでの使い方は、上の動画がとても参考になります。

(別製品の動画ですが、ルベルソと機構が一緒なので無問題)

よかったらチェックしてみてくださいね。

ちなみに、動画に出ているビレイデバイスは、ブラックダイヤモンド社の「ATCガイド」という製品です。

ペツル ルベルソ5 重量 重さ

ルベルソの重量は、実測で60gでした。

これは、卵1個と同じくらいの重さです。

以上でルベルソの外観、スペックの紹介をおわります。

筆者のビレイデバイス遍歴

比較 筆者が使ってきたビレイデバイス一覧

筆者のビレイデバイス遍歴は次のとおり。

  • 1つ目:マムート社のウォールアルパインビレイ(写真中央)
  • 2つ目:ブラックダイヤモンド社のATC(写真右)
  • 3つ目:ペツル社のルベルソ(写真左)
ウォールアルパインビレイ 外観

マムート ウォールアルパインビレイ

最初に買ったのは、マムート社の「ウォールアルパインビレイ」です。

5年くらい使ってました。

ルベルソと同じく、シングルピッチのリードクライミングから、マルチピッチまで対応できるビレイデバイスです。

ただぶっちゃけると、ウォールアルパインビレイは微妙でした。

機構こそルベルソと同じなのですが、使い勝手に大きな差があったのです。

マムート ウォールアルパインビレイ イラスト

マムート ウォールアルパインビレイ

まず、イラストの線が細く、視認性が良くありません。

また、ロープの繰り出しがやりづらかったです。

素早い繰り出しができず、クライマーに迷惑をかけてしまうことが少なからずありました。

現在使ってるビレイデバイス 2選

ロープの繰り出しを改善したくて導入したのが、ブラックダイヤモンド社のATC(無印)とペツル社のルベルソ。

どちらもスムーズにロープを繰り出すことができます。

もっともスムーズなのはATC(無印)です。

ただ、ロープの繰り出しやすさついては、ATC(無印)とルベルソ間でほとんど差はありません。

「ほんの少しだけATC(無印)のほうがスムーズかな?」という印象です。

いまはATC(無印)とルベルソを次のように使い分けてます。

ビレイデバイスの使い分け方(筆者の場合)
ATC(無印)
シングルピッチのリードクライミング。
ルベルソ
マルチピッチ。ときどき気分でシングルピッチで使うことも。

ペツル ルベルソ 使用レビュー

ここからは「ルベルソ」を使ってみた感想を書いていきます。

軽い

ペツル ルベルソ5 重量 重さ

まず、軽いです。

軽いは正義です。

これまで筆者が使ってきたビレイデバイスの中で最軽量になります。

ロープの繰り出しがスムーズ

ペツル ルベルソ 5 制動溝

ルベルソ」は、ロープの繰り出しをスムーズに行えます。

マムート社のウォールアルパインビレイと比べると、段違いでスムーズ。

シビアなクリップが求められるシーンで、素早くロープを繰り出せます。

アキラ
アキラ

クライマー側にも嬉しいポイント!

シンプルなのに多機能

ルベルソでやれること
  • リードクライミングのビレイ
  • マルチピッチのビレイ(ルベルソモード)
  • 懸垂下降
  • 懸垂下降途中からの登り返し
  • などなど

ルベルソ」でやれることをまとめてみました。

以上のとおり、シンプルなボディに多くの機能が詰め込まれてます。

ルベルソひとつあれば、クライミングジムでのリードクライミングから、マルチピッチまで対応可能です。

刻印が明瞭でわかりやすい

ペツル ルベルソ5 右側面部 イラスト

刻印が明瞭でわかりやすいのもポイントです。

対応ロープ径の確認や、セット方法が正しいかのチェックに重宝します。

ロープクライミングは少しのミスが命取りになるので、このように”気づき”のキッカケとなるデザインはありがたいです。

総じて扱いやすい

ルベルソ」は総じて扱いやすいビレイデバイスです。

  • ロープの繰り出しを損なわない制動溝の設計
  • わかりやすく明瞭な刻印
  • シンプルで手に馴染むフォルム

といったように、細部まで考えに考えぬいてデザインされてるのが、使っていて分かります。

価格は少し高め(税込4,180円)

唯一のネックは、価格が少し高いこと。

ルベルソの価格

約4,180円(税込)

これついては、おサイフと相談になります。

ただ、ビレイデバイスって滅多に壊れるものではないので、「良いものを買ったほうがいい」と私は考えます。

また、「ルベルソ」は多機能ゆえに、

  • ジムでのリードクライミング
  • 外岩でのリードクライミング
  • マルチピッチ

と、使用シーンが多いです。

ルベルソの前に2つのビレイデバイスを使ってきた私ですが、「ぶっちゃけ最初からルベルソを買っておけばよかった」と、少し後悔してます。

そうすれば、ビレイデバイスにかけるお金を節約できました。

少し高いですが、その価値があるビレイデバイスです。


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進化を繰り返すルベルソ

ルベルソ」の構造は、これまで何回か修正されてきました。

本記事で紹介しているルベルソは、「バージョン5」にあたります。

バージョン4からの大きな更新点は、懸垂下降がやりやすいよう、サイドがフラットになったということ。

このように、ルベルソは進化を繰り返してます。

複数回のブラッシュアップを経た現在のルベルソは、かなり完成されたビレイデバイスといえるでしょう。

ルベルソは初心者さんにもおすすめなビレイデバイス

「多機能すぎて初心者の自分にはちょっと…。」

そんなことありません。

筆者的に、「ルベルソ」は初心者さんにこそおすすめしたいビレイデバイスです。

”リードクライミングはもちろん、マルチピッチや沢登り、アルパインクライミングに少しでも興味がある”

という方は、絶対ルベルソを買ったほうがいいです。

なぜなら、ルベルソがひとつあれば、以上すべてのクライミングスタイルに対応できるからです。

また、

  • 軽い
  • ロープを繰り出しやすい
  • 持ち感が良い

といったように、使い勝手も上々。

チューブ型で使い方がわかりやすく、リードクライミング講習などでも「初心者さんが最初に使うべきビレイデバイスのタイプ」として扱われてます。

友人に「ビレイデバイスって、最初はどれ買えばいいの?」と聞かれたら、

  • 「いろいろやりたいなら”ルベルソ”」
  • 「初期費用を抑えたかったり、リードしかやらないなら”ATC-XP”」

と答えます。

以上より、ルベルソは「リードクライミング初心者さんで、いろいろなクライミングスタイルに少しでも興味がある」という方におすすめなビレイデバイスです。

アキラ
アキラ

もちろん、経験者さんにもおすすめですよ!


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ペツル ルベルソ レビューまとめ

本記事は「【ペツル ルベルソ レビュー】ビレイデバイスの完成形!これ買っときゃ間違いない。」について書きました。

ルベルソのおすすめポイント
  • 軽い
  • ロープの繰り出しがスムーズ
  • 多機能
  • 刻印が明瞭でわかりやすい
  • 総合的に扱いやすい

ルベルソ」は、初心者から経験者まで広くおすすめできるビレイデバイスです。

ロープの繰り出しがスムーズで、軽く、多機能。

リードクライミングデビューからステップアップまでサポートしてくれます。

気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

以上、アキラ(@akira_sotoasobi)でした。


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