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【ペツル ルベルソ レビュー】ビレイデバイスの完成形!これ買っときゃ間違いない。

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ペツル ルベルソ 5 外観ビレイデバイス
こんな人におすすめの記事
  • ルベルソの使用感を知りたい
  • リード初心者におすすめのビレイデバイスを知りたい
  • マルチピッチでおすすめのビレイデバイスを知りたい

どうも、リード歴5年以上のクライミング愛好家、アキラです。

マルチピッチもたしなんでいます。

最近マルチピッチ熱が再燃しておりまして、ビレイデバイスを新調しました。

購入したのはペツル社の「ルベルソ」という製品。

リードクライミングをはじめてから、ずっと気になってたビレイデバイスです。

3ヶ月くらい使ってみて使用感を把握できたのでレビューしていきます。

結論から書くと最高です。

リードクライミング初心者さんから経験者さんまで、広くおすすめできるビレイデバイスでした。

ルベルソのおすすめポイント
  • 軽い
  • ロープの繰り出しがスムーズ
  • 多機能
  • 印字が明瞭でわかりやすい
  • 総合的に扱いやすい

初心者さんにおすすめのビレイデバイスについては、こちらからチェックしてみてください。(ページ内でジャンプします)

そんなわけで「【ペツル ルベルソ レビュー】ビレイデバイスの完成形!これ買っときゃ間違いない。」について書いていきます。


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ペツル ルベルソの外観、スペック

ペツル ルベルソ 5 外観

ルベルソ」はペツル社が製造/販売しているビレイデバイスです。

本項目では、ルベルソの外観、スペックについて書いていきます。

ペツル ルベルソ 5 外観2

ルベルソはバケツ型のビレイデバイスです。

(チューブ型、チューバー型ともいいます)

バケツ型のビレイデバイスには、機構が単純で扱い方がわかりやすいという特徴があります。

なので、リード講習などでも「初心者が最初に覚えるべきビレイデバイスのタイプ」として扱われています。

シンプルな構造のゆえに、砂利が噛むといったトラブルも少ないです。

ロープを通す穴は2つあり、ダブルロープ運用や懸垂下降もできます。

ペツル ルベルソ 5 制動溝

ロープ穴の一端には、制動力を増すための溝が切ってあります。

これにより、

  • ビレイに慣れてない人がビレイするとき
  • 体重が重い人をビレイするとき

でも頼りになります。

溝の深さと丸みがまた絶妙で、ロープの繰り出しを妨げません。

スムーズかつスピーディなビレイが可能です。

ペツル ルベルソ アタッシュ 外観

私は、ペツル社の「アタッシュ」という安全環付きカラビナとセットで使っています。

リードクライミングに必要な道具 ビレイデバイスとHMS型安全環付きカラビナ

追記:カンプ社の「アトムビレイロック」という安全環付きカラビナに変えました。

いまはアトムビレイロックとセットで使っています。

ペツル ルベルソ5 右側面部 イラスト

ルベルソの右側面には、リードクライマーをビレイするときのセット方法と、対応するロープの説明イラストが印字されています。

ペツル ルベルソ5 右側面部 対応ロープ径

ルベルソの対応ロープ
  • シングルロープ:8.5~10.5 mm
  • ハーフロープ:7.1~9.2 mm
  • ツインロープ:6.9~9.2 mm

対応するロープとロープ径は上記のとおり。

アキラ
アキラ

幅広いロープに対応!

なお対応ロープの印字は、写真だとちょっと分かりづらいですが、肉眼ならハッキリ確認できます。

(追記:目が悪いと少し厳しいかもしれません)

ペツル ルベルソ5 左側面部

左側面部には”ルベルソモード”のセット方法が印字されています。

  • きちんとセットできたか確認したいとき
  • セット方法をド忘れしちゃったとき

でも安心です。

ちなみに”ルベルソモード”とは、マルチピッチクライミングで用いるセット方法。

詳しくは次で説明しますね。

ペツル ルベルソ5 ルベルソモード

こちらがルベルソモードでセットしたときの全体像になります。

ペツル ルベルソ5 ルベルソモード2

アップにするとこんな感じ。

上になってるロープがクライマー側、下になってるロープがビレイヤー側です。

ルベルソモードでの使い方は、上の動画がとても参考になります。

(別製品の動画ですが機構が同じなので無問題)

ちなみに、動画に出ているビレイデバイスはブラックダイヤモンド社の「ATCガイド」という製品です。

ペツル ルベルソ5 重量 重さ

重量は実測で60gでした。

これは、卵1個と同じくらいの重さです。

以上でルベルソの外観、スペックの紹介をおわります。

筆者のビレイデバイス遍歴

比較 筆者が使ってきたビレイデバイス一覧

筆者のビレイデバイス遍歴は次のとおり。

  • 1つ目:マムート社のウォールアルパインビレイ(中央)
  • 2つ目:ブラックダイヤモンド社のATC(右)
  • 3つ目:ペツル社のルベルソ(左)
ウォールアルパインビレイ 外観

マムート ウォールアルパインビレイ

最初に買ったのは、マムート社の「ウォールアルパインビレイ」です。

4年くらい使ってました。

ルベルソと同じく、シングルピッチのリードクライミングからマルチピッチまで対応できる多機能なビレイデバイスです。

ただぶっちゃけるとウォールアルパインビレイは微妙でした。

機構こそルベルソと同じなのですが、使い勝手に大きな差があったのです。

マムート ウォールアルパインビレイ イラスト

マムート ウォールアルパインビレイ

まずイラストの線が細く、視認性が良くありません。

また、ロープの繰り出しがやりづらかったです。

素早い繰り出しができず、クライマーに迷惑をかけてしまうことが少なからずありました。

現在使ってるビレイデバイス 2選

ロープの繰り出しを改善したくて導入したのが、ブラックダイヤモンド社のATC(無印)とペツル社のルベルソです。

どちらもスムーズにロープを繰り出せます。

もっともスムーズなのはATC(無印)です。

ただ、ほとんど差はありません。

「ほんの少しだけATC(無印)のほうがスムーズかな?」という印象です。

いま手元には都合3つのビレイデバイスがあるのですが、使っているのはATC(無印)とルベルソの2つです。

その日の気分で使い分けています。

ATC(無印)は初心者さんにはあまりおすすめできません。

なぜなら、制動のための溝がないからです。

ATC(無印)とルベルソの二択なら、ルベルソのほうをおすすめします。

ペツル ルベルソ 使用レビュー

ここからは「ルベルソ」を使ってみた感想を書いていきます。

軽い

ペツル ルベルソ5 重量 重さ

まず、軽いです。

軽いは正義です。

これまで筆者が使ってきたビレイデバイスの中で最軽量になります。

ロープの繰り出しがスムーズ

ペツル ルベルソ 5 制動溝

ルベルソ」はロープの繰り出しをスムーズに行えます。

マムート社のウォールアルパインビレイと比べると段違いでスムーズ。

シビアなクリップが求められるシーンでも、クライマーに素早くロープを送れます。

アキラ
アキラ

クライマー側としてもうれしい!

シンプルなのに多機能

ルベルソでやれること
  • リードクライミングのビレイ
  • マルチピッチのセカンドビレイ(ルベルソモード)
  • 懸垂下降
  • 懸垂下降途中からの登り返し
  • などなど

ルベルソ」でやれることをまとめてみました。

以上のとおり、シンプルなボディに多くの機能が詰め込まれています。

ルベルソがあれば、クライミングジムでのリードクライミングからマルチピッチまで対応可能です。

印字が明瞭でわかりやすい

ペツル ルベルソ5 右側面部 イラスト

印字が明瞭で分かりやすいのもポイントです。

対応ロープ径の確認や、セット方法が正しいかのチェックに重宝します。

ロープを使うクライミングは少しのミスが命取りになるので、このように”気づき”のキッカケとなるデザインはありがたいです。

総じて扱いやすい

ルベルソ」は総じて扱いやすいビレイデバイスです。

  • 繰り出しを損なわない制動溝の設計
  • わかりやすく明瞭な印字
  • シンプルで手に馴染むフォルム

といったように、細部まで考えぬいてデザインされてるのが使っていて分かります。

価格は少し高め(税込4,400円)

唯一のネックは、価格が少し高いこと。

ルベルソの価格

税込約4,400円 (2022年2月時点)

これついては、おサイフと相談になります。

ただ、ビレイデバイスって滅多に壊れるものではないので、「良いものを買ったほうがいい」と個人的には思います。

また、「ルベルソ」は多機能ゆえに、

  • ジムでのリードクライミング
  • 外岩でのリードクライミング
  • マルチピッチクライミング

と、使用シーンが多いです。

ルベルソの前に2つのビレイデバイスを使ってきた私ですが、「ぶっちゃけ最初からルベルソを買っておけばよかった」と、少し後悔しています。

そうすれば、ビレイデバイスにかけるお金を節約できました。

少し高いですが、それだけの価値があるビレイデバイスです。


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進化を繰り返すルベルソ

ルベルソ」の構造は、これまで何回か修正されてきました。

本記事で紹介しているルベルソは「バージョン5」にあたります。

バージョン4からの大きな更新点は、懸垂下降がやりやすいよう、サイドがフラットになったこと。

このように、ルベルソは進化を繰り返しています。

複数回のブラッシュアップを経た現在のルベルソは、かなり完成されたビレイデバイスといえるでしょう。

ルベルソは初心者さんにもおすすめなビレイデバイス

ルベルソ」は初心者さんにこそおすすめしたいビレイデバイスです。

”リードクライミングはもちろん、マルチピッチや沢登り、アルパインクライミングに少しでも興味がある”

という方は絶対ルベルソを買ったほうがいいです。

なぜなら、ルベルソがあれば以上すべてのクライミングスタイルに対応できるからです。

また、

  • 軽い
  • ロープを繰り出しやすい
  • 持ち感が良い

といったように、使い勝手も上々。

バケツ型で使い方がわかりやすく、リードクライミング講習などでも「初心者さんが最初に使うべきビレイデバイスのタイプ」として扱われています。

友人に「ビレイデバイスって、最初はどれ買えばいいの?」と聞かれたら、

  • 「いろいろやりたいなら”ルベルソ”」
  • 「初期費用を抑えたかったり、リードしかやらないなら”ATC-XP”」

と答えます。

以上より、ルベルソは「リードクライミング初心者さんで、いろいろなクライミングスタイルに少しでも興味がある」という方におすすめなビレイデバイスです。

ちなみに、「ATC-XP」は次のようなビレイデバイスです。

ルベルソと同じく、制動力を増すための溝が切ってあります。

ただルベルソほど多機能ではありません。

価格はルベルソが約4,400円なのに対し、ATC-XPは約2,310円です。


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ペツル ルベルソ レビューまとめ

本記事は「【ペツル ルベルソ レビュー】ビレイデバイスの完成形!これ買っときゃ間違いない。」について書きました。

ルベルソのおすすめポイント
  • 軽い
  • ロープの繰り出しがスムーズ
  • 多機能
  • 印字が明瞭でわかりやすい
  • 総合的に扱いやすい

ルベルソ」は、初心者から経験者さんまで広くおすすめできるビレイデバイスです。

ロープの繰り出しがスムーズで、軽く、多機能。

リードクライミングデビューからステップアップまでサポートしてくれます。

気になった方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

以上、アキラ(@akira_sotoasobi)でした。

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