どうも、アキラ(@akira_sotoasobi)です。
本記事ではイボルブが販売しているクライミングシューズ「アグロ」のレビューをしています。
…といっても持ってる訳ではなく、試着会で履き込んでみた感想です。
1年くらい買おうか迷っていたのですが、さまざまな理由から購入は見送ることに。
本記事では、
- 筆者のクライミングシューズ遍歴
- アグロを履いた感想
- 購入を見送った理由
について書いていきます。
筆者のクライミングシューズ遍歴
私はこれまでに7足のクライミングシューズを履いてきました。
現在のメインシューズは、スポルティバのスクワマ。
外岩ではミウラを履くときもあります。
▶これまで履いてきたクライミングシューズのまとめ記事はこちら

イボルブ アグロを履いた感想
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▲アグロを試着して登った動画。スグに馴染みました。
- ソールはスクワマよりも柔らかい
- ヒールは硬めでよく掛かる
- トゥフック性能は今まで履いたクライミングシューズの中で1番
- 足の甲全体にトゥラバーが貼られており、オーバーハングで絶妙な使い方ができる
- 細部(プルタブやベルクロ)にも気になる点はナシ

履いたサイズは失念してしまいました…。スミマセン!
結論から言うと、とても良い靴でした。購入しても後悔しなかったと思います。
赤と黒のカラーリングも好みでした。
もう少し詳しく書いていきます。
ソールについて
アグロのソールは柔らかめでした。

スクワマよりも柔らかかったです!
良い意味で粘るようなソールというか…強傾斜を登ってみても、足が残りやすかったです。
スラブでジブスを踏むとちょっと痛かったかな?
これは、足裏感覚が優れているとも言えます。
個人的に、クライミングジムでジブスに乗るようなスラブ課題をやるには、アグロよりも若干ソールが硬いスクワマ
の方が好みでした。
ヒールについて
ヒールの剛性は高く、カチッとしたフックができました。
この点も私好みです。
アグロのヒールカップは、イボルブの特徴でもある浅めの構造をしてます。
浅めのヒールカップは初めてでしたが、特に違和感はありませんでした。
足首の可動域が広がると考えれば好印象です。

足をピンと伸ばす強傾斜課題に最適!
トゥについて
本記事を書く1年以上前にもイボルブ試着会に参加したのですが、初めてアグロを履いたときは、そのトゥフック性能の高さに驚きました。
トゥラバーが分厚くフリクションが良いため、雑に掛けてもよく掛かるんですよ。
足の甲の大部分がトゥラバーに覆われているため、ホールドに足の側面を”添える”ようなトゥフックもできました。
トゥフック性能は私が履いてきた7足のクライミングシューズの中で1番です。
細部(プルタブやベルクロなど)について
アグロは細部にも特に気になる点はありませんでした。
プルタブは幅広く、シューズを履くときに指が痛くありません。
ベルクロストラップはスポルティバのソリューション Rebootと比べると太く、耐久性も高そうでした。
(とは言いつつ、ストラップがちぎれたアグロを履いてる人をよく見るので、取り扱いには注意が要りそうです)
以上、「アグロを履いた感想」でした。
試着会で履いたアグロは、いい感じに”くたびれて”おり、いきなり履いても足馴染みが早かったです。
この”足馴染みの早さ”もアグロに惹かれたポイントです。
次の項目では、アグロの購入を見送った理由について書いていきます。
イボルブ アグロの購入を見送った理由
必ず満足すると感じたアグロでしたが、次の理由から購入は見送ることにしました。
- 生産中止/モデルチェンジの情報が出ていた
- スクワマに結構満足していた
- シューズを変えてでも登りたい課題に出会ってなかった
購入を見送った最大の理由は、生産中止/モデルチェンジの情報が出ていたからです。
そんなタイミングの中、良い靴に出会いたくないと言うか…何とも言えない思いがありました。
朗報です!
2019年で生産中止となっていたアグロですが、2020年も継続で生産されることがイボルブジャパンのインスタグラムで発表されました!
購入を見送った理由として、スクワマの存在も大きかったです。
コンペに1足しか持っていけないとしたら、私はきっとスクワマを選びます。
アグロはある意味最終兵器。
どうしても登れない課題にぶつかったときに、購入を再検討したいと思ってます。
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イボルブ アグロ レビューまとめ
本記事は「【イボルブ アグロ レビュー】とても良い靴!生産が継続されて欲しい!」について書きました。
今後の展開については不明瞭なところもありますが、ちょっと履いただけでも分かるくらい良い靴です。
強傾斜向けかと思いきや、いろいろなシーンで使えます。
私はこれからもアグロの動向をチェックしていきたいと思います。
以上、アキラ(@akira_sotoasobi)でした。


